ガウディ住宅に学ぶ光と風のとり込み方~後編~

ガウディ住宅に学ぶ光と風のとり込み方~後編~

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

設計・インテリア担当の鬼頭です。

 

 

前回は、ガウディが建てた住宅の一つ

「カサ・バトリョ」から学んだ

光と風のとりこみ方、

そして、「パッシブデザイン」について

お話しさせていただきました。

 

 

今回は、グランハウスでも大切にしている

「パッシブデザイン」のお家を一部ご紹介します。

 

 

風の通り道をつくる

こちらのお家はL字のLDK空間で、

リビングに掃き出し窓があるのですが、

対角となるキッチンにも縦滑り出し窓を設置することで、

LDKを風が通り抜けます。

1グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

2グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

他のお家でもこのように、

お部屋の2面以上に窓を設け、

視界の抜けや採光とともに

風の通り道としても窓の配置を考えています。

3グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

4グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

 

 

建物の中まで光を届ける

外部に面していないお部屋にも

自然光を取り入れたかったり、

お土地の形や立地によって窓が取れないときにも、

自然光を入れたいという場合がありますよね。

 

そんなとき活躍するのは

“吹抜” “高窓” “トップライト(天窓)”です。

ガウディの光井戸も

巨大な吹抜トップライトですね。

 

 

同じく、吹抜の上部に

トップライトを設置したお家。

5グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

どこか美術館のような、

静謐な光となって届いています。

 

 

 

こちらのお家では、

建物内部の洗面に配置したトップライトによって

自然光を取り入れています。

6グランハウス-グランハウス一級建築士事務所-パッシブデザイン-実例

トップライト部分の形状が開けているので、

光が広がり柔らかい雰囲気になっています。

 

 

同じトップライトでも、

先ほどのお家と印象がだいぶ違いますね。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

建物の工夫によって

光や風をとりいれるパッシブデザインですが、

どこにどう取り入れ、どのように楽しむのかは

デザインによって様々です。

 

 

 

その土地、その家、暮らし方に合わせて、

自然の光や風をどう取り込むのかを考える、

それも設計士と一緒にお家をつくる

面白さのひとつだと思っています。

 

 

「これをしながら風を感じたい」

「時間で移り変わっていく陽の光を楽しみたい」

「視線は届かないけれど陽の明るさは取り入れたい」

 

そんな感覚的なご要望も

ぜひたくさん聞かせてください。

 

 

住む方々にとっての『心地よい』を

一緒に探していけたら幸いです。

 

 

 

鬼頭