ブログをご覧の皆様、
はじめまして。
設計・インテリア担当の河野です。
日中は過ごしやすい日も増えてきましたが、
朝晩は冷え込むようになってきましたね。
もうすぐそこまで、
冬が来ているように感じます。
今回は、家づくりの中でもご相談の多い
「窓」についてお話ししたいと思います。
「明るい家にしたいので、窓をたくさん付けたい」
家づくりの中で、よくいただくご要望の一つです。
けれど、窓は数が多ければ多いほど、
明るく、心地よい空間になるとは限りません。
大切なのは、
光をどこから取り入れ、
室内のどこまで届けたいかを考えることです。
例えば、隣家が近い場所に
大きな窓を設けても、
外からの視線が気になり、
カーテンを閉めたままの生活になることがあります。
一方で、高い位置に設けた窓や、
中庭に向けた窓であれば、
プライバシーを守りながら、
空や光を室内へ取り込むことができます。

また、窓には
「景色を切り取る」という役割もあります。
庭の植栽がきれいに見える高さや
椅子に座ったときに空が見える位置など、
そこでの過ごし方から逆算して窓を計画することで、
一つの窓が空間の印象を大きく変えてくれます。


窓を考えることは、
ただ壁をなくすことではありません。
光や風、景色と
どのようにつながりたいかを考えること。
外からの見え方や家具の配置、
断熱性とのバランスまで整理しながら、
本当に必要な場所へ、
必要な大きさで配置していきます。
窓は、数を増やすことよりも、
「どこに、どんな窓があると心地よいか」
を考えることが大切です。
一つひとつの窓に意味を持たせることで、
明るさだけでなく、
その家で過ごす時間までも心地よく感じられる
住まいにつながります。
家づくりを考える際には、
「窓を増やす」だけでなく、
どんな光を取り入れ、どんな景色を楽しみたいのか。
そんなところから
窓を考えてみるのもおすすめです。
河野


