ブログをご覧の皆さん、
はじめまして。
設計・インテリア担当の福原です。
すっかり秋らしくなり、
心地よい風が感じられる季節になりましたね。
今回は、私が家づくりで大切にしている
「窓と開口部の設計」について
お話しさせてください。
窓際が好き
カフェや電車、
あるいは旅先の旅館に泊まったとき、
気づけば日当たりのいい窓際の席を選んでしまう…
そんな経験はありませんか?
私自身、とにかく
「窓際」という場所が好きです。
心地よい風や光、
季節の緑や空の表情など、
外の世界の豊かさが凝縮されている窓際。
だからこそ私の家づくりは
「どこに部屋を置くか」ではなく、
「この敷地のどこにどんな窓を設ければ、
外の心地よさをいちばん美しく採り入れられるか」
という視点からスタートします。
「なんだか落ち着く」
「ずっと居たくなる」
と感じる居心地は、
光や風、外からの視線を
丁寧に計算した設計から生まれます。
暮らしを豊かにする「開口部 6つの作法」
窓は単なる明かり採りではありません。
外部との関係性をどう解くかで、
空間の質は大きく変わります。
私が設計で大切にしている
5つの作法をご紹介します。
思い切って大きく開く

庭や空へ向けて
床から天井まで繋がる窓を設け、
伸びやかな開放感をつくります。
あえて、しぼる

開口をあえて絞ることで、
落ち着きのある篭もり感と
綺麗な光の陰影を生み出します。
対角線で空間を広げる

部屋の対角線上に窓を配し、
視線を奥へ導くことで
奥行きと広がりを感じさせます。
風景を額縁で切り取る

電柱などは隠し、
綺麗な緑や青空だけを額縁のように
切り取って楽しむ窓です。
開いて、とじる

外構(塀やフェンス)で
道路や周囲からの視線をしっかり「とじる」。
だからこそ室内からはカーテン要らずで
窓を大開口に「開く」ことができ、
庭までLDKの一部のような一体感が生まれます。
庇(ひさし)で光をコントロールする

深い庇で夏の陽射しを遮り、
冬の光は奥まで通す。
自然の理に沿ったパッシブデザインです。
家づくりは、
そこで暮らすご家族の毎日の背景になるもの。
「光や風を感じられる家がいいな」
「お気に入りの窓際をつくりたい」
といった想いがあれば、ぜひ教えてください。
敷地の魅力を解き明かしながら、
あなたのご家族にとって
最高の「心地よい空間」を
一緒に作っていけましたら幸いです。
福原


