間取り・実例

外壁を塗り壁にするメリット・デメリットは?種類や費用の目安も

公開:2026.09.21

注文住宅を建てるにあたって、外壁を塗り壁にしようか悩んでいるけれど

  • 塗り壁の種類や費用相場を知りたい
  • デメリットも加味して検討したい

という方も多いようです。この記事では、塗り壁の種類や、塗り壁のメリット・デメリットを紹介します。サイディングとの違いや費用相場についても紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

 

塗り壁の種類

種類 特徴 コスト メリット デメリット
ジョリパット アクリル系樹脂を主原料とした意匠性塗材。

もっとも普及しており、色は180色以上・模様は100種類以上。

耐用年数は約10〜20年。
・耐久性が高く雨や紫外線に強い
・防音性、耐火性が高い
・模様によっては汚れが付きやすい
・冬の寒い時期に施工すると、表面が白っぽくなることがある
土塗り(土壁) 土を主原料とした、古くから使われる伝統的な仕上げ。

仕上げによって価格が変動しやすい。

耐用年数は約30年以上。
・調湿性が高く日本の気候に合う
・断熱性、防火性が高い
・工期が長い
・施工できる職人が少ない
・劣化すると表面が崩れやすい
漆喰 消石灰を主原料とした、白く高級感のある仕上げ。

耐用年数は約30年以上。
・ホコリが付きにくい
・防火性、防音性が高い・殺菌性が高くカビが付きにくい
・傷が付きやすい
・技術が必要で費用が高い
・工期が長い
モルタル セメントに砂と水を混ぜた材料。塗り壁の下地にも使われる

耐用年数は約20〜30年。
・価格が安い
・防火性が高い
・タイルや石材と組み合わせやすい
・コテやローラーで仕上げないと単調な見た目になりやすい
・単体では耐久性がやや低い
珪藻土 植物性プランクトンの化石を主原料とした土壁の一種。

耐用年数は約10〜20年。
・吸湿性が高く快適
・調湿性や断熱性に優れる
・表面が崩れやすい
・カビが生えやすい

塗り壁は、材料によって質感やコスト・お手入れのしやすさが変わります

ジョリパットは色や模様が豊富で、コストと耐久性のバランスに優れた定番の塗り壁材。漆喰や土塗りは調湿性や高級感が魅力ですが、費用や工期はかかりやすくなります。

機能性やデザイン性などがそれぞれ異なるので、特徴をふまえて、最適な材料を選べると良いですね。

 

外壁に塗り壁を使うメリット

ここでは、塗り壁のメリットを3つ紹介します。

 

世界で唯一のデザインにできる

塗り壁は模様や色を自由に選べるほか、すべて職人の手作業で仕上げるため、世界に一つだけのオリジナルな外壁をつくれます。

乾く前なら、タイルやガラスを埋め込んだり子どもの手形を残したりすることもできるので「既製品では出せないこだわりを実現したい」という方におすすめです。

 

手仕上げ特有の温かみ・質感を出せる

塗り壁は、職人がコテや刷毛で仕上げるため、工業製品にはない柔らかな表情や手仕上げならではの温かみが生まれます。

材料やコテの動かし方を変えれば、洋風・和風などのテイストに合わせて自在に風合いを変化させることも可能なので「理想の質感を追求したい」という方にも適しています。

 

耐火性・防火性が高い

塗り壁は、土や砂・セメントなどの燃えにくい材料を主原料としているため、耐火性・防火性に優れています。

木造住宅は火に弱い傾向がありますが、外壁を塗り壁にすれば火災時の安全性を高められるので、万一の火事はもちろん、近隣からのもらい火に対しても備えたいという方にも適しています。

 

外壁に塗り壁を使うデメリット

ここからは、塗り壁を採用する前に知っておきたいデメリットを紹介します。

 

コストがかかる

塗り壁は、職人が現場で手作業を行うため工期が長く人件費がかさみ、サイディングに比べて初期費用が高くなりやすい傾向があります。 使用する材料のグレードによっては費用がさらに上がるので、注意が必要です。

ただし、塗り壁は、こまめな張り替えが不要なので、メンテナンス費を抑えやすいです。

他の施工方法だと10〜15年に一度貼り替えが必要になるものもあるので、長く安心して生活するためにも、初期費用だけでなく、50〜70年スパンの総額で考えることができると良いですね。

 

ひび割れが起きやすい

塗り壁は、材料が乾燥して固まる過程で少しずつ収縮するため、サイディングと比べてひび割れが起きやすいです。

下塗りのあとに乾燥期間をしっかり設けるとある程度は抑えられますが、完全に防ぐのは難しいので「塗り壁には起こり得るもの」と理解したうえで、定期的に点検を入れることをおすすめします。

 

汚れやすいので定期的なメンテナンスが必要

塗り壁は表面に凹凸があり、くぼみに雨水やほこりがたまるため、黒ずみ・コケ・カビの原因になりやすいです。 とくに湿気の多い場所では、汚れが目立ちやすくなります。

しかし、表面が傷んだり水が浸み込んだりするおそれがあるので、高圧洗浄機などで清掃をすることは推奨できません。トラブルの際は、施工した会社に相談することをおすすめします。

 

仕上がりが職人の上に左右される

塗り壁の仕上がりは、作業をする職人の腕に左右されます。

仕上げが平らでないと表面の美しさが損なわれるだけでなく、薄い部分に負荷がかかり、そこからひび割れが起こるなど耐久性にも差が出るので、実績のある会社を選び、施工事例や仕上げのサンプルを事前に確認しておくと安心です。

 

塗り壁とサイディングの違い

種類 特徴 メリット デメリット
塗り壁 土や漆喰などを現場でコテ塗りする工法 ・継ぎ目のない一体感のある仕上がり
・オリジナルのデザインを表現できる・耐火性が高い
・初期費用が高い
・工期が長い
・ひび割れや汚れが起きやすい
サイディング 工場生産のパネルを壁に貼る工法 ・初期費用が安く工期が短い
・品質が安定している
・カタログから選びやすい
・継ぎ目(目地)が出やすい
・柄や模様で個性を出しにくい

塗り壁とサイディングの違いは、職人が現場で塗り重ねるか、工場でつくったパネルを貼るかという点です。

塗り壁なら継ぎ目のない一体感やオリジナルのデザインを表現できますが、工場生産のサイディングは継ぎ目が出やすいです。

しかし、サイディングの方が初期費用を抑えやすく工期も短い傾向にあります。

どちらにもメリット・デメリットがありますが、塗り壁はサイディングよりも初期費用が100〜200万円ほど高くなることが多いので、デザインと費用のどちらを優先したいかを考えて、慎重に検討してみてください。

 

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この記事では、塗り壁の種類やメリット・デメリット、サイディングとの違いや費用相場を紹介しました。

塗り壁は、世界に一つだけのデザインや手仕上げの質感を楽しめる、魅力的な外壁です。一方で、費用や職人の技術に左右される点など、検討しておきたいポイントもあります。

デザイン性と機能性を両立した家づくりをお考えなら、ぜひグランハウスにご相談ください。

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「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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