間取り・実例

ヌックとは?メリット・デメリットや、ヌックを設置した建築事例も

公開:2026.09.21

注文住宅を建てるにあたってヌックの設置を考えているけれど

  • そもそもヌックの定義ってなんだろう
  • 建築事例を参考に、用途や間取りを考えたい

と悩んでしまう方も多いようです。この記事では、ヌックを設置した建築事例や、ヌックの定義・メリット・デメリットを紹介します。

 

ヌックとは?

ヌックとは、部屋の一角に設けられた、小ぢんまりとして居心地のよい空間のことです。

スコットランドの「neuk(ヌーク)」を語源とし、もともとは暖炉のそばに設けた腰かけスペースを指していました。

広さは1〜3畳ほどで、壁やドアで仕切らず、段差や素材の違いでゆるやかに区切るのが特徴。

LDKの一角・階段下・窓辺などに設けられ、家族の気配を感じながら読書やお昼寝ができる「お部屋未満」の居場所として親しまれています。

 

ヌックのメリット

ここからは、ヌックのメリットを4つ紹介します。

 

家族と一緒の空間で、1人の時間を過ごせる

ヌックは完全に壁で仕切る個室と違い、段差やくぼみでゆるやかに区切るので、LDKにいる家族と同じ空間にいながら1人の時間を過ごせます。

ほどよい距離感を保てるため「夫婦や親子で、長く程よくコミュニケーションをとりたい」という方におすすめの設備です。

 

個性とメリハリのある空間が作れる

ヌックを取り入れると、段差をつけたり床材や壁紙を変えたりするため、空間に個性とメリハリが生まれます。

コンパクトでも十分住まいのアクセントになる設備なので「個性のあるリビングにしたい」「ほかにはない独自性のある住まいにしたい」という方に人気です。

 

デッドスペースを有効活用できる

ヌックは、階段下・廊下の突き当たり・壁のくぼみなど、収納以外に使い道が浮かびにくいデッドスペースを活用できるというメリットもあります。

ベンチの下を収納にすれば居場所と収納を一か所にまとめられるので「土地が狭い」「子どものおもちゃや荷物が多い」という方でも、空間をすっきり保ちながら活用できますよ。

 

さまざまな活用方法がある

ヌックは、デスクを置いてワークスペースに・本棚とベンチを合わせて読書スペースに・おもちゃを置いてキッズスペースに・収納とクッションを置いてペットスペースにするなど、使う人の工夫次第でさまざまな用途に活用できます。

個室を1部屋増やすよりも省スペースで、家族構成や暮らし方が変わっても用途を変えながら使うことができるので、間取りに縛られず、その時々の暮らしに合わせた居場所を作ることができますよ。

 

ヌックのデメリット

便利なヌックですが、設置前に知っておきたい注意点もあります。ここからは、ヌックのデメリットを紹介します。

 

他の間取りにしわ寄せがいく可能性もある

ヌックを設けると、その分だけ近くの居室が小さくなるなど、ほかの間取りにしわ寄せがいくことがあります。

延床面積に限りがある家では、圧迫感が出たり生活動線が窮屈になったりすることもあるため、家全体のバランスを見ながら位置や広さを決めることが大切です。

 

設置にコストがかかる

小上がりやベンチを造作したり、壁をくぼませたりするには材料費や工事費がかかります。家具・照明・コンセントなどをそろえておしゃれにしようとすると、さらに費用がかさみます。

場合によっては換気や空調の設備も必要になるので、予算と相談しながら計画を進めたいですね。

 

使いにくいと活用されない可能性もある

具体的な目的を決めず「流行っているから」「おしゃれだから」という理由でヌックをつくると 、使われずに荷物置きになってしまうことがあります。

家族が集まる場所から離れすぎている・使いたい人がいない・使うタイミングがない などの状態だともったいないので、だれがいつどのように使うのかを具体的にイメージしてから計画することをおすすめします。

 

ヌックを設置した建築実例

ここからは、グランハウスが手がけたヌックのある建築事例を紹介します。

 

青の外壁がアクセントになった、心地よいヌック

こちらは、青の壁がアクセントになった、心地よいヌックのある平屋です。

LDKの一角にくぼみを設け、奥の壁を青く塗ることで、空間にメリハリが生まれています。下部には収納も備えているので、身の回りの物もすっきり収まりますよ。

「お気に入りの色でリビングにアクセントをつけながら、落ち着ける場所もほしい」という方におすすめの間取りです。

 

土間から直接上がる、1.7畳の和風ヌック

こちらは、土間から直接上がれる1.7畳の和風ヌックを設けた平屋です。

LDKから切り離した畳コーナーを土間から直接上がる動線に配置することで、こもり感のある和風の居場所になっています。窓辺にはカウチを造作し、横の壁厚を利用した隠し収納に本をしまえるので、ロールカーテンを下ろして読書やお昼寝を楽しめますよ。

「家族の気配を感じながら、ひとりで本を読んでくつろげる場所もほしい」という方におすすめの間取りです。

 

階段下ににキッズスペースとして設置されたヌック

こちらは、階段下にキッズスペースとして設けられたヌックです。高さはそこまでありませんが、だからこそ、子どものおこもりスペースとしてちょうど良いサイズですね。

キッズスペース・リビング・土間がひとつづきになっているので、子どもが思いっきり走り回って遊べるのも嬉しいポイントです。

 

おしゃれで実用的なヌックを設置するなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、ヌックの定義やメリット・デメリット、グランハウスの建築事例を紹介しました。

ヌックは暮らしにゆとりを生む空間ですが、用途・配置・コストなど、設置の前に検討しておきたいポイントも少なくありません

おしゃれで実用的なヌックを取り入れたいなら、ぜひグランハウスにご相談ください。

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