間取り・実例
土間のある家のおしゃれな間取り5選|メリット・デメリットや設計時のポイントも
公開:2026.07.22
アウトドア用品の収納をしたり、玄関を広げたりするために土間を取り入れたいけれど
・リビングに冷気が入り込まないか心配
・具体的な間取りのイメージが湧かない
など、悩んでしまう方も多いでしょう。この記事では、土間のあるおしゃれな家の間取りを5つ紹介します。土間を取り入れるメリット・デメリットや、押さえておきたい設計ポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
土間のある家の間取りアイデア5選
土間は、外と内をゆるやかにつなぎながら、暮らしの幅を広げてくれる魅力的な空間です。ここからは、土間のある家の間取りのアイデアを5つ紹介します。
1.玄関→土間→LDKの帰宅動線

こちらは、玄関から土間を通り、そのままLDKへとつながるスムーズな帰宅動線が特徴の住まいです。
土間横には収納が配置されており、上着・バッグ・アウトドア用品などを帰宅後すぐに片付けられます。
玄関からリビングが見えないつくりになっているので、来客時にもプライバシーを守ることができるのは嬉しいですね。
2.L字型の土間で開放感を演出

こちらは、L字型に配置された土間によって、室内と外をゆるやかにつなぎながら開放感を高めた住まいの事例です。
土間と屋外がLDKの一部として広がることで、空間に奥行きが生まれ、実際の面積以上に広く感じられますね。
土間がL字型に広がっており、リビングが直接見えないつくりになっているので、家族や来客が同時に出入りしてもストレスを感じにくい設計です。
3.暖炉も置ける幅の広い土間

こちらは、暖炉が設置できるほど広い土間を取り入れた住まいの事例です。
暖炉があることで、冬場は家全体をやさしく暖めながら、くつろぎの時間を楽しめます。
観葉植物やアウトドア用品を置くスペースとしても活用できるので、暮らしの幅が広がりますね。
LDKとゆるやかにつながっているので、空間にメリハリを持たせつつ一体感も確保されており、家族が自然と集まる心地よい空間に仕上がっています。
4.趣味を楽しむ玄関土間

こちらは、土間玄関を趣味用品の収納兼ディスプレイとして活用できるよう工夫された住まいです。
壁面を有効活用することで、見せる収納として機能し、帰宅するたびに気分が上がる演出ができますね。土間続きで手洗いや室内へアクセスできるため、汚れを気にせずそのまま作業や片付けができる点も便利です。
LDKともゆるやかにつながっているので、家族と適度にコミュニケーションを取りながら趣味に没頭できるのは嬉しいですね。
5.やわらかい光が差し込む設計

こちらは、土間とLDKにやわらかな自然光が行き渡るよう設計された住まいの事例です。
LDKが大きな開口部や中庭に面しているので、明るく開放感があるほか、日中は照明に頼らず過ごせることで省エネ性を高めることもできますね。
土間のある家のメリットとは?
土間のある家には、たくさんのメリットがあります。ここからは、土間のメリットを紹介します。
趣味や作業スペースとして活用できる
土間は屋外と室内の中間のような空間なので、通常の室内だとためらってしまうDIY・ガーデニング・自転車のメンテナンスなどの趣味を、家の中で汚れや水を気にせず楽しむことが可能です。
アウトドア用品を広げて手入れする・子どもの遊び場として使う・ベビーカーの一時置き場にすることもできるので、アウトドアが好きな方や小さなお子さまのいる家庭にもおすすめできます。
汚れても掃除がしやすい
土間はコンクリート・モルタル・タイルなどの耐久性が高い素材で仕上げるため、水や汚れに強いです。
泥がついた靴や雨で濡れた荷物で汚れても、水拭きやブラシで簡単に掃除ができ、フローリングのように傷やシミを気にする必要がないため、日々のお手入れも楽になります。
小さな子どもや犬がいる家庭では特に、外から持ち込んだ泥汚れなどを土間でゆっくり落とせるので、日々のストレスを軽減できますよ。
収納力が高く、物置き場としても使える
土間は、傘・自転車・ベビーカー・アウトドア用品など、室内に持ち込みにくい物をまとめて置くことができます。
玄関とリビングの間に設ければ、外出時や帰宅時にさっと荷物を出し入れすることも可能です。また、造作収納をつくれば、見せる収納としてディスプレイを楽しむこともできますよ。
夏場は涼しくて快適
土間に使われるコンクリートやタイルは、ひんやりとした感触があるため、夏場は涼しく過ごしやすいです。
特に暑い季節には、ペットがくつろぐ場所としても活用できますよ。
おしゃれな空間を演出できる
土間は、フローリングとは異なる素材感や段差が生まれることで住まいにアクセントを加えられる、デザイン性の高い空間です。
タイルやモルタルの色味、仕上げ方によって雰囲気を変えることもできるので、ナチュラル・インダストリアル・カフェ風など、好みに合わせた空間づくりが可能ですよ。
土間のある家のデメリットと対策
土間のある家は魅力が多い一方で、取り入れる際にはいくつか注意しておきたいポイントもあります。ここからは、土間のある家のデメリットと対策を紹介します。
冬場は冷えやすい
土間はコンクリートやタイルなどの素材を使うことが多く、地面に近い構造のため、冬場は冷えやすいです。
特に気温が低い地域では、足元から冷気を感じやすく、室内全体の体感温度にも影響することがあります。
一度冷えると温まるまでに時間がかかるので、リビングと一体化する場合は、床下に断熱材をしっかり入れる・床暖房を導入する・ラグやマットを敷くなどの対策が必要です。
湿気がこもりやすい
土間は地面に近い位置にあるため、湿気がたまりやすいです。
特に梅雨や雨の多い時期は、結露やカビの発生につながる可能性があり、放置すると建物の劣化や健康面への影響も心配されます。
窓の配置や換気扇の設置を検討する・調湿効果のある壁材を取り入れる・断熱性能の高いサッシや建具を採用するなど、湿気や結露の対策をしておくと安心です。
どれも家を建ててから変更することが難しい部分なので、設計時から綿密に計画しておきたいですね。
居住スペースを圧迫する
土間を取り入れると、玄関やリビング周辺にゆとりのある空間をつくれる一方、ほかの居住スペースが狭くなってしまう可能性があります。
特に敷地面積に限りがある場合は、リビング・収納・水回りにしわ寄せが出ることも。
収納にするのか、趣味スペースにするのかなど「何に使うのか」という目的を明確にしたうえで設置場所や広さを決めると、間取り面での後悔につながりにくいですよ。
バリアフリー性が低下する
土間は室内より一段低くつくることが多いため、どうしても段差が生まれてしまいます。高齢者や小さなお子さまにとっては、つまずきの原因になったり、移動の負担になったりすることもあるので注意が必要です。
バリアフリーを重視する場合は、段差を緩やかにする・手すりを設置する・スロープを取り入れるなどすると良いですね。
土間の設計で後悔しないためのポイント
土間は使い方次第で暮らしを大きく快適にしてくれる一方、設計の段階でポイントを押さえておかないと「思ったより使いにくい」と感じてしまうこともあります。ここからは、土間を設置する際の設計時のポイントを紹介します。
「何を・どこまで」するか?用途の境界線を明確にする
土間をつくる際に最も重要なのが「何を・どこまでするか」を具体的に決めておくことです。
目的が曖昧なまま広い土間をつくってしまうと、デッドスペースになってしまうことも。
収納スペースとして使うのか・趣味や作業の場にするのか・家族がくつろぐ空間として活用するのかなどの用途を先に決め、そもそも設置するのか、広さをどうするかを検討しましょう。
「靴の脱ぎ履き」の回数を最小限に抑える動線を計画する
何度も靴を脱いだり履いたりする間取りは、ストレスを感じる原因になります。土間を設置するなら、靴の脱ぎ履きの回数をできるだけ減らせるように動線を設計しましょう。
玄関から土間を通ってそのままLDKや収納へアクセスできると、帰宅後の動きがスムーズになります。
玄関と室内の両方から土間収納に出入りできるようにするなど、回遊性のある動線にするのもおすすめですよ。
照明や水回りの設備もセットで考える
玄関まわりは暗くなりがちです。土間まわりは段差もあるので、安全性を高めるためにも照明を設けたいですね。
DIYやアウトドア用品の手入れをする場合は、コンセントを設置しておくと作業がしやすくなりますよ。
また、犬を飼っている家庭や小さな子どもがいる場合は、家に入る前に泥を落とせるよう、水栓や排水口を設置しておくと便利です。
土間は後から変更しにくい場所だからこそ、最初の段階で設備をしっかり計画しておきたいですね。
土間のある家を建てるならグランハウスにお任せください

土間のある家は、動線の工夫・収納力の向上・趣味を楽しむ空間づくりなど、暮らしをより豊かにしてくれる魅力がありますが、寒さ・湿気・間取りのバランスといったポイントに配慮して設計する必要があります。
しかし、ライフスタイルの洗い出しや間取りの設計などを自分で考えるのは非常に難しいものです。
注文住宅の購入をお考えの方は、グランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜・愛知・三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
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