間取り・実例

リビングの間取りを決める際のコツ|建築事例や形状の種類も

公開:2026.08.14

注文住宅の間取りを考えたいけれど、

・リビングとダイニングの距離感に悩んでしまう
・実際の建築事例を参考にしたい

とお悩みの方も多いでしょう。

この記事では、リビングの間取り事例・形状の種類・設計時のコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

リビングの形状の種類

リビングの配置には、主にI型・L型の2つの形状があります。

それぞれ空間の見え方や生活動線が異なるため、家族の過ごし方に合わせて選ぶことが大切です。ここからは、2つのレイアウトの特徴を紹介します。

 

I型

I型は、キッチン・ダイニング・リビングが一直線に並んだレイアウトです。

空間全体を見渡しやすく、視線が奥まで抜けるため、実際の面積以上に広く感じやすいのが特徴です。

キッチンとダイニングの距離を近くすれば、料理の配膳や片付けもしやすくなります。家具の配置も比較的シンプルなので、限られた面積を効率よく使いたい方にもおすすめですよ。

 

L型

L型は、リビングとダイニング・キッチンをL字型に配置する間取りです。

リビングとダイニングが異なる向きに配置されるため、壁で完全に仕切らなくても、食事をする場所とくつろぐ場所を自然にゾーニングできます。

家族の気配は感じながらも、それぞれの空間に適度な独立感を持たせられるので、「食事とくつろぎの時間をある程度分けたい」という方におすすめです。

 

リビングとダイニングを分離するメリット・デメリット

LDKの種類 メリット デメリット
一体型 空間を遮るものがないため広く感じられる

家族の一体感が生まれやすい
食事とくつろぎの空間のメリハリがつけにくい

来客時にプライベート空間が見えやすい
分離型 食事とくつろぎの空間が分かれ生活にメリハリが出る

来客時に対応しやすい
壁や仕切りがある分圧迫感が出やすい

家族がそれぞれ別の場所で過ごしやすくなる

リビングとダイニングを一体化すると、空間につながりが生まれ、家族がお互いの気配を感じながら過ごしやすくなります。

また、視線を遮る壁が少なくなるため、LDK全体を広く見せやすいのも魅力です。

一方で、来客時にリビングの生活感が見えやすかったり、食事とくつろぎの時間にメリハリをつけにくかったりすることもあります。

リビングとダイニングを分けると、それぞれの用途に集中しやすくなりますが、間仕切りの方法によっては圧迫感が生まれることも。

家族がどのようにLDKで過ごしたいのか、来客の頻度はどの程度なのかを考えながら、最適なレイアウトを選んでみてくださいね。

 

注文住宅の間取り事例

リビングは、配置や天井のデザイン、収納、照明などによって大きく印象が変わります。

ここからは、注文住宅のおしゃれなリビング間取り事例を紹介します。

 

天井に石目調のアクセントを入れた、L型リビング

こちらは、天井に石目調のアクセントを取り入れたL型リビングの建築事例です。

L字型の配置によって食事とくつろぎの空間を自然に分けつつ、重厚感のある石目調の天井が洗練された雰囲気を演出しています。

壁で完全に仕切らなくても、それぞれの空間に適度な独立感が生まれるので、家族の気配を感じながらゆったりと過ごせますね。

「空間にメリハリをつけながら、高級感のあるリビングにしたい」という方におすすめの間取りです。

 

天井に木目のアクセントを入れた、I型リビング

こちらは、天井に温かみのある木目のアクセントを取り入れたI型リビングの建築事例です。

I型レイアウトにすることで、キッチンからダイニング、リビングまで視線がまっすぐ抜け、空間全体を広く感じることができます。

天井の木目が空間の奥行きを強調しながら、ナチュラルで落ち着いた印象をプラスしていますね。

高窓を設ければ、外からの視線を抑えながら自然光を取り込みやすくなり、より明るく心地よいリビングをつくれますよ。

 

シンプルな家具に薪ストーブのアクセントを加えた、L型リビング

こちらは、シンプルな家具で統一したL型リビングに薪ストーブを設置した建築事例です。

L型のコーナー部分に薪ストーブを配置することで、空間のつなぎ目をアクセントとして活用しています。

リビングとダイニングのどちらからも薪ストーブを眺められるように配置すれば、家族がそれぞれの場所で過ごしながら、炎の温かみを共有できますね。

「冬は炎の揺らぎを眺めながら、心からくつろげるリビングにしたい」という方におすすめの間取りです。

 

2階まで届く大きな本棚が印象的な、I型リビング

こちらは、吹き抜けを活かして2階まで届く大容量の本棚を設置したI型リビングの建築事例です。

壁一面に大きな本棚を設置することで、収納としての機能だけでなく、空間を象徴するインテリアとしても楽しめます。

家族が自然と本を手に取りやすくなるため、読書を通じたコミュニケーションも生まれそうですね。

吹き抜けとI型の間取りを組み合わせることで、横方向だけでなく縦方向にも視線が抜け、より高い開放感を演出できます。

 

テレビ下・テレビ横に造作収納を設置した、L型リビング

こちらは、テレビ下やテレビ横に造作収納を設けたL型リビングの建築事例です。

造作収納を取り入れることで建物との一体感が生まれ、生活感の出やすい小物や配線をすっきりと隠すことができます。

テレビボードを床置き家具ではなく造作にすると、床面が広く見え、掃除もしやすくなりますね。

L字型のレイアウトとリビングに設けられた大きな窓によって、外の景色へ自然と視線が抜ける、落ち着きのある空間に仕上がっています。

 

テレビ周りと小上がり和室に収納をたっぷり設けた、I型リビング

こちらは、テレビ周りの収納に加えて、小上がり和室の下部にも収納スペースを確保したI型リビングの建築事例です。

リビング・ダイニング・小上がり和室を一直線につなげることで、家族がそれぞれ違う場所で過ごしていても、お互いの気配を感じやすい空間になっています。

家族で過ごすスペースを多く設けると、その分おもちゃや日用品なども集まりやすくなります。

テレビ周りや小上がり下などに収納を確保しておけば、使った場所ですぐに片付けられるため、すっきりとしたリビングを維持しやすいですね。

 

重厚な間仕切りとコワーキングスペースを設けた、L型リビング

こちらは、リビングとダイニングの間に重厚な間仕切りを設け、コワーキングスペースを隣接させたL型リビングの建築事例です。

空間を完全に個室化せず、ほどよく仕切ることで、家族の気配を感じながら仕事や勉強に集中できる環境をつくっています。

在宅ワーク・子どもの宿題・読書など、家族それぞれが同じLDK内で別々のことをして過ごせるのも魅力です。

「在宅ワークの時間を大切にしつつ、家族との距離感も大事にしたい」という方におすすめの間取りですね。

 

間接照明とゆとりあるステップフロアが印象的な、L型リビング

こちらは、リビングの一部を一段下げたダウンフロアにし、間接照明を効果的に配置したL型リビングの建築事例です。

床の高さに変化をつけることで、壁を設けなくてもリビングとそのほかの空間をゆるやかに分けられます。

間接照明を組み合わせることで陰影が生まれ、ホテルやラウンジのような落ち着いた雰囲気を演出できますね。

「食事はキッチン手前のカウンターで済ませ、食後はそれぞれの場所でゆっくり過ごしたい」という方にも参考になる間取りです。

 

ダイニング横のカウチが印象的な、I型リビング

こちらは、ダイニングテーブルのすぐ横にゆったりとしたカウチソファを配置したI型リビングの建築事例です。

ダイニングとリビングを近づけることで、食事からくつろぎまでの動線が短くなり、家族が自然と同じ空間に集まりやすくなります。

食事をしている人とソファでくつろいでいる人が会話しやすい距離感になるため、家族それぞれが好きなことをしながら交流できるのも魅力です。

「食事とくつろぎの時間をシームレスにつなぎ、家族の会話を増やしたい」という方におすすめですよ。

 

リビング周りの間取りを作るポイント

リビングの間取りを考える際は、見た目だけでなく、実際の生活を具体的にイメージすることが大切です。

ここからは、リビング周りの間取りを作る際に押さえておきたい設計のポイントを紹介します。

 

家事動線・生活動線を意識する

毎日のストレスを減らすためにも、朝起きてから夜寝るまでの家族の動きをシミュレーションして間取りを決めましょう。

たとえば、

  • キッチン→パントリー→洗面所
  • キッチン→ランドリールーム
  • 玄関→洗面所→LDK

など、日常的に行き来する場所同士の距離を短くすると、家事や生活の負担を軽減できます。

ただし、家事動線だけを優先しすぎると、家族の生活動線とぶつかってしまうこともあります。

設計時には主要な動線を間取り図に書き込み、朝の忙しい時間帯でも家族同士がスムーズに移動できるか確認してみてください。

 

ダイニング・キッチンの場所をよく検討する

ダイニングとキッチンをどこに配置するかによって、LDKの使い勝手は大きく変わります。

特にL型リビングでは、リビング・ダイニング・キッチンの位置関係によって、食事とくつろぎの空間の距離感や生活動線が変わります。

キッチンとダイニングを横並びにすれば配膳や片付けがしやすくなりますし、リビングを少し離せば、食事とくつろぎの場所にメリハリを持たせることができます。

「家族がどこでどのように過ごすことが多いか」を考えながら、LDK全体のレイアウトを検討したいですね。

 

開放感のある空間にする

リビングは家族が長い時間を過ごす場所だからこそ、視覚的な開放感を意識して設計することが大切です。

  • 吹き抜けや勾配天井を取り入れて縦方向に空間を広げる
  • 大きな窓を設けて外へ視線を抜く
  • ウッドデッキや中庭とつなげる

などすると、実際の床面積以上の広がりを感じられます。

特にLDKの面積が限られている場合は、家具や間仕切りで視線を遮りすぎないこともポイントです。

天井・窓・外部空間まで含めて考えることで、ゆとりを感じられるリビングをつくれますよ。

 

パーソナルスペースもある程度確保する

家族が同じリビングに集まっていても、それぞれが自分の時間を楽しめる場所を設けておくことも大切です。

広いリビングがあっても、ソファとダイニングテーブルしか居場所がないと、読書・勉強・在宅ワークなどを落ち着いて行いにくくなることがあります。

リビングの一角に畳コーナーやヌックを設ける・スタディカウンターを設置する・窓際にベンチを作るなど、家族それぞれが居場所を選べるようにすると良いですね。

ほどよい距離感を保ちながら同じ空間で過ごせるリビングなら、家族全員が心地よく過ごしやすくなります。

 

家具の位置を想定して設計する

間取りを決める段階で、実際に配置する家具のサイズや位置まで想定しておくことが重要です。

たとえば、

  • ソファやテレビボードを置いたら通路が狭くなってしまった
  • ダイニングチェアを引くスペースが足りなかった
  • テレビの裏やダイニングテーブルの近くにコンセントが足りない

といった後悔は少なくありません。

使いたいソファ・ダイニングテーブル・テレビボードなどの寸法をあらかじめ間取り図に書き込み、人が通るためのスペースまで確保できているか確認しましょう。

家具の配置と合わせてコンセント・照明・エアコンなどの位置も計画しておくと、住み始めてからの使い勝手が大きく変わりますよ。

 

リビングの間取りにお悩みなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、リビングの形状や、リビングとダイニングを分離するメリット・デメリット、実際の建築事例、設計時のポイントを紹介してきました。

リビングは住まいの中心となる大切な空間です。

家事や生活の動線・ダイニングとの距離感・家具の配置・家族それぞれの居場所・開放感など、さまざまな要素をバランスよく考えて設計する必要があります。

理想のリビングを実現したい方は、豊富な設計実績を持つ住宅会社に相談しながら計画を進めることをおすすめします。

おしゃれで機能的なリビングを実現したいなら、ぜひグランハウスにご相談ください。

グランハウスは岐阜・愛知・三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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