間取り・実例
和室のある家の間取り事例|和室のメリットや間取りを決める際のポイントも
公開:2026.08.17
注文住宅を建てるにあたって和室を設置したいけれど、
・建築事例を参考にしたい
・間取りを決める際のポイントを押さえたい
と感じる方も多いでしょう。
この記事では、和室を取り入れた家の建築事例や、間取りを決める際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
和室を取り入れた間取りの事例
和室は、配置や広さ、建具の使い方によって、客間・寝室・キッズスペースなどさまざまな用途に活用できます。
ここからは、和室を取り入れた間取りの事例を紹介します。
収納力が高く、間仕切りを使うと寝室にもなる和室

こちらは、LDKに隣接して配置された和室に、大きめの収納を備えた間取りです。
押入れや収納スペースが充実しているため、布団・季節物・日用品などをすっきりと片付けることができます。
引き戸や間仕切りを活用すれば独立した個室として使えるので、普段はリビングとつなげて開放的に、来客時には客間として、夜は寝室として活用することもできますね。
ライフスタイルに合わせて柔軟に使い分けられる空間が欲しい方におすすめの間取りです。
リビング奥に設置した、縁側つきの和室

こちらは、リビングの奥に和室と縁側スペースを設けることで、内と外がゆるやかにつながる心地よい間取りです。
障子越しにやわらかな光が差し込むため、和室全体が落ち着いた雰囲気に包まれます。
縁側では外の景色を楽しんだり、腰掛けてくつろいだりすることも可能。庭や植栽とつながるように計画すれば、家にいながら四季の移ろいを身近に感じられますね。
収納力が高く、個室にもなる小上がり和室

こちらは、LDKの一角に設けた小上がり和室です。
壁面に収納を設置することで、布団・日用品・季節物などをすっきりと収められ、リビングを整った状態に保ちやすくなっています。
小上がり部分の下を収納として活用することもできるため、限られたスペースで収納量を増やしたい場合にもおすすめです。
引き戸や障子で仕切れるようにしておけば、来客時の客間・老後の寝室・子どもの遊び場など、用途に応じて柔軟に活用できますね。
キッチン横に設けた、中庭を独占できる広めの和室

こちらは、キッチンのすぐ横に配置された和室から中庭を望める、開放感のある間取りの事例です。
家事をしながらでも視線が中庭へ抜け、緑や自然光を感じられるため、日常の中で自然を身近に楽しめます。
窓が道路側ではなく中庭に面しているため、外からの視線を気にせず過ごしやすいのも魅力。
「プライバシーを確保しながら、庭を眺めてゆっくり過ごせる和室が欲しい」という方におすすめの間取りです。
建具や照明にこだわった、味わい深い和室

こちらは、木の風合いを活かした建具と、やわらかな光を放つ照明を採用した落ち着きのある和室です。
格子やすりガラスを取り入れた建具が空間に奥行きと表情を与え、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気を演出しています。
照明には、和紙調のペンダントライトや温かみのある電球色を採用。空間全体を明るくしすぎず、やさしい光で包むことで、ゆったりとくつろげる居心地の良さが生まれています。
リビングとつながる位置にありながらも、建具でゆるやかに仕切れるため、適度なプライベート感を保ちながら使えるのも魅力ですね。
小さめ入口で隠れ家的な雰囲気のある和室

こちらは、あえて入口の開口をコンパクトに設けることで、隠れ家のような落ち着いた雰囲気を演出した和室です。
リビングから一歩入ると視界が切り替わり、包み込まれるような安心感のある空間になります。
室内は畳や木の素材を活かしたシンプルな設えでまとめ、間接照明やペンダントライトのやわらかな光を組み合わせています。
入口をあえて小さくすることでリビングとの空間の切り替えが明確になり、読書・昼寝・趣味などに集中できる、こもり感のある場所をつくれますね。
リビング奥に設けた、客間・寝室・キッズスペースなど、多目的に使える和室

こちらは、リビングの奥に配置した、家族の気配を感じながらも落ち着いて過ごせる和室です。
普段は障子や建具を開け放してリビングと一体的に広く使えますが、建具を閉めれば独立した個室になるため、来客時の客間や老後の寝室としても活用できます。
畳には適度なクッション性があるため、子どもが小さいうちはお昼寝やキッズスペースとして使うことも可能。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて用途を変えられる、柔軟性の高い和室です。
注文住宅に和室を作るメリット
和室を取り入れるかどうかは、注文住宅を検討する際に悩みやすいポイントのひとつです。
ここからは、注文住宅に和室を設けることで得られる主なメリットを紹介します。
多目的に使える
和室の大きな魅力は、くつろぎスペース・客間・キッズスペース・仏間・老後の寝室など、多目的に使えることです。
フローリングの洋室と違い、椅子やベッドを置かなくても、畳の上に直接座ったり寝転んだりできます。
子どもが小さい時期は遊び場として使い、成長後は客間、老後は寝室として活用するなど、将来の暮らしの変化にも対応しやすいですよ。
「長く快適に住み続けられる家にしたい」とお考えの方にとって、使い方を変えやすい和室は魅力的な空間といえるでしょう。
デザインのバリエーションが広がる
注文住宅では、和室もさまざまなデザインに仕上げることができます。
リビングとつながるモダンな和室・小上がりにして空間に変化をつける設計・縁なし畳を採用したスタイリッシュな空間など、好みに合わせて幅広くアレンジできます。
建具や照明、壁材、天井の仕上げによっても印象は大きく変わります。
ナチュラル・和モダン・レトロなど、家全体のテイストに合わせてデザインすれば、住まいのアクセントとしても楽しめますよ。
リラックス効果がある
和室は、床に座ったり寝転んだりできるため、自然とゆったり過ごしやすい空間です。
畳には適度なクッション性があり、フローリングとは異なるやわらかな感触を楽しめます。
また、い草や木などの自然素材を取り入れた和室は、香りや素材感によって落ち着いた雰囲気をつくりやすいのも特徴です。
読書をしたり昼寝をしたり、家族とゆっくり過ごしたりと、日常の中にほっと一息つける場所を設けたい方にもおすすめですね。
注文住宅に和室を作るデメリット
和室には多くの魅力がある一方で、取り入れる前に知っておきたい注意点もあります。
ここからは、注文住宅に和室を作る際に考えておきたいデメリットを紹介します。
定期的にメンテナンスが必要
和室は畳や障子、襖などを使用するため、快適に使い続けるには定期的なメンテナンスが必要です。
特に畳は、使用状況や素材によっては日焼け・へたり・汚れなどが目立つようになるため、表替えや交換を検討する時期が訪れます。
障子や襖を採用した場合も、破れたり汚れたりすれば張り替えが必要です。
できるだけメンテナンスの負担を抑えたい場合は、和紙畳や樹脂畳など耐久性やお手入れのしやすさに配慮した素材を選ぶ方法もありますよ。
居住スペースを圧迫することもある
延床面積に余裕がない場合、和室を設けたことでリビングや収納スペースが狭くなってしまう可能性があります。
「せっかく和室を作ったけれど、ほとんど使っていない」という状態になると、限られた床面積を持て余してしまうことも。
独立した和室を設ける必要があるのか、小上がりの畳コーナーでも目的を満たせるのかなど、必要性をライフスタイルに照らし合わせて検討することが大切です。
和室を設置する際のポイント
和室は「どう作るか」によって使いやすさや満足度が大きく変わります。
ここからは、和室を後悔なく取り入れるために意識しておきたいポイントを紹介します。
使用用途を明確にする
和室を設ける際は、まず「どのように使うのか」を具体的に決めておくことが重要です。
くつろぎスペースとして使うのか・来客用の客間にするのか・子どもの遊び場や将来の寝室として活用するのかによって、必要な広さや収納量、建具の有無は変わります。
たとえば、客間や寝室として使うなら布団を収納できるスペースが必要ですし、キッズスペースが中心ならLDKから見守りやすい配置が便利です。
用途が曖昧なまま作ると、結果的にあまり使わない空間になる可能性もあるため、将来の暮らし方までイメージして計画しましょう。
収納を確保する
和室を使いやすくするためには、用途に合った収納スペースを確保することが大切です。
布団・座布団・来客用の寝具・季節家電・子どものおもちゃなど、和室に収納したい物は意外と多くあります。
収納が不足すると、物が部屋に出たままになり、せっかくの和室が散らかって見えてしまうことも。
客間として使うなら布団が入る奥行きのある収納、キッズスペースなら低い位置の収納など、使い方に合わせて設計すると良いですね。
小上がり和室の場合は、段差部分を引き出し収納として活用する方法もおすすめです。
リビングとのバランスを考える
和室を設ける際は、リビングとの広さや配置のバランスも確認しましょう。
和室を優先するあまりLDKが狭くなると、普段の生活で窮屈さを感じる可能性があります。
LDKに隣接させて一体的に使えるようにする・引き戸を開けた際に視線が奥まで抜ける配置にするなど、リビングと和室をセットで考えるのがおすすめです。
普段は開放してリビングの一部として使い、必要なときだけ仕切れるようにすると、限られた床面積も有効に活用できますよ。
建具や素材にこだわる
和室の印象は、建具や素材の選び方によって大きく変わります。
縁なし畳を採用するとモダンな印象になり、木の質感を活かした格子建具や障子を取り入れると、落ち着きのある和の雰囲気を演出できます。
畳の色・壁材・天井材・襖や引き戸のデザインまでトータルで考えると、昔ながらの和室から現代的な和モダン空間まで幅広く表現できますよ。
LDKに隣接させる場合は、リビング側の床材や家具との相性も確認し、家全体に統一感を持たせることが大切です。
温かみのある間接照明を使う
より居心地の良い和室にするためには、照明計画にもこだわりたいですね。
天井から空間全体を均一に照らすだけでなく、壁や天井をやさしく照らす間接照明や、和紙調のペンダントライトなどを組み合わせると、落ち着いた雰囲気を演出できます。
障子越しに自然光が入る場合は、昼と夜で異なる表情を楽しめるように照明を計画するのもおすすめです。
読書・来客・就寝など、和室で想定している過ごし方に合わせて、必要な明るさや照明の位置を決めてみてくださいね。
和室のある注文住宅を建てるなら、グランハウスにご相談ください!

和室は、多目的に使える柔軟性・デザインの幅広さ・ゆったりとくつろげる居心地の良さが魅力の空間です。
一方で、メンテナンスの手間や床面積の使い方など、事前に考えておきたいポイントもあります。
だからこそ、現在の暮らしだけでなく、子どもの成長や老後など将来のライフスタイルまで見据えて、広さ・配置・収納・建具を計画することが大切です。
和室のある注文住宅を検討している方は、ぜひグランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜・愛知・三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
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