間取り・実例
工務店とハウスメーカーの違いを表で解説|施工会社選びで失敗しないコツも
公開:2026.09.23
注文住宅の購入を考えているけれど
- ハウスメーカーに頼むべきか、工務店に頼むべきか悩んでいる
- 施工会社選びで失敗したくない
など、悩んでしまう方も多いでしょう。この記事では、工務店とハウスメーカーを一覧表で徹底比較。施工会社選びで失敗しないコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハウスメーカーと工務店の違い
| 価格(坪単価) | 設計の自由度 | 工期 | 保証 | 施工エリア | 住宅性能 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハウスメーカー | 高め(大手70〜100万円/ローコスト30〜50万円) | やや低い | 短い(約3〜4カ月) | 手厚い(最長60年などの例も) | 全国・広域 | 統一された基準に基づいており、品質が安定している傾向 |
| 工務店 | 抑えやすい(約50万円) | 高い | 長め(約6カ月) | 10年が基本+会社による | 地域密着で限定的 | 設計士と連携し、地域環境・顧客ニーズに最適化した性能を実現 |
ハウスメーカーと工務店に法律上の明確な定義はありませんが、一般的に、ハウスメーカーは自社ブランドを全国規模で展開している施工会社、工務店は地域密着型の施工会社とされています。
ハウスメーカーは、統一された基準で住宅を建築するため品質が安定しており工期が短い傾向にあります。また、大手なので保証・アフターサポートも充実していることから、安心感を求める方におすすめです。
一方工務店は、ハウスメーカーのように規格化されていないので、設計の自由度や対応力が高いという強みがあります。その地域の気候や風土に合わせた提案を受けることもできるので、コストを抑えながらこだわりの住まいを実現したい方におすすめです。
それぞれに良さがあるので、自分たちが家づくりで何を優先したいのかを整理し、じっくり検討できると良いですね。
価格は工務店の方が安い
住宅の価格は、ハウスメーカーよりも工務店のほうが安い傾向にあります。
坪単価の目安は、おおよそ大手ハウスメーカーで70〜100万円・ローコストハウスメーカーで30〜50万円・工務店で約50万円ほどです。
ハウスメーカーは、全国に展開する住宅展示場の維持費・広告宣伝費・研究開発費などを建物価格に上乗せしています。
工務店は、こうした費用が少ない分同じ予算でも建物本体により多くのお金をかけられる傾向にあるので、費用を抑えて建物の質を上げたい方には、工務店をおすすめします。
設計の自由度は工務店の方が高い
設計の自由度は、一般的に工務店の方が高い傾向があります。
ハウスメーカーは基本のプランや設備があらかじめ用意されていることが多く、家づくりは一定のルールや規格に沿って進められるので、間取りや設備などの大幅な変更には対応しにくいです。
一方工務店は、間取りから設備まで施主の要望に合わせて柔軟に設計できます。
変形地に合わせた設計や、造作家具・無垢材を取り入れたこだわりの住まいにも対応しやすいので、理想の住まいを細部まで形にしたい方には、工務店の方が向いているといえます。
工期はハウスメーカーの方が短い
工期は、住宅の構造・プラン・施工会社の体制によって変わるため、一概に「どちらが長い」とは言い切れません。
ただし、一般的な工期の目安は、ハウスメーカーで約3〜4カ月・工務店で約6カ月。
ハウスメーカーは工場でプレカットした建材を現場で組み立てるため、工期が短くなりやすい一方で、工務店は建材を一つひとつ現場で加工するため、工期が少し長くなる傾向にあります。
転勤や子どもの入学の時期に合わせて「とにかく早く家を建てたい」という方には、ハウスメーカーが向いているでしょう。
保証はハウスメーカーの方が手厚い
長期にわたって安定した保証を受けたいなら、ハウスメーカーがおすすめです。
ハウスメーカーは経営基盤が安定しているので、最長60年といった長期保証や定期点検など、保証体制が手厚い傾向にあるためです。
工務店でも、独自の長期保証やアフターサービスを設けている会社は多くあります。地域密着ならではの小回りのよさで、トラブル時にすぐ駆けつけてくれる対応力も心強いポイントです。
もちろん会社にもよりますが「とにかく長く安定した保証を受けたい」という方はハウスメーカーでの施工をおすすめします。
施工エリアはハウスメーカーの方が広い
ハウスメーカーは全国に複数の営業所や展示場を構え、各地の施工実績やノウハウを共有しているため、対応できる施工エリアが広い傾向があります。
そのため、現在とは別の地域で家を建てる場合や、転勤・移住を見据えて住宅会社を探す場合でも、候補に入れやすいでしょう。各地の施工実績や標準仕様が整理されている会社も多いため、地域ごとの対応可否や施工事例を確認しながら比較することもできますよ。
一方、工務店は地元密着型の会社が多く、施工エリアが市町村や県内などに限られるケースがあります。しかし、その分地域の気候や土地事情に詳しい会社も多いため、建築予定地が決まっている場合は、工務店を検討してみても良いですね。
住宅性能は、その会社による
住宅性能で選ぶなら、ハウスメーカーか工務店かではなく、会社ごとの特性を比べることが大切です。
どちらも建築基準法を満たして設計するため、耐震性や断熱性といった最低限の性能はどこに依頼しても確保されています。
より細かいところで比較すると、ハウスメーカーは研究開発によって独自の耐震技術を磨いているところが多く、工務店は素材や断熱性能の高さを売りするなど独自の方針で性能を強化している企業が多くあります。
住宅のどの性能にこだわりたいかを軸に、会社ごとの実績を比べて選ぶとよいでしょう。
施工会社選びで失敗しないコツ
ここからは、施工会社選びで失敗しないコツを紹介します。
優先順位と妥協点を明確にしておく
すべての理想を叶えようとすると、予算オーバーの原因になります。
そこで大切なのが「性能は妥協できない」「デザインにはこだわりたい」「間取りは多少妥協しても、長期保証を優先したい」「外構は最低限で良い」など、優先順位を明確にすることです。
絶対に譲れない条件と妥協できる条件を分けておくと、自分たちに合う会社を選びやすくなりますよ。
建築事例を見る
施工会社ごとに、得意とするデザインのテイストは異なります。自分たちの好みに合ったテイストを得意とする会社を選べば、余計なコストをかけずに理想の家を建てることが可能です。
テイストの例▼
| テイストの種類 | 特徴 |
|---|---|
| シンプルモダン | ・都会的で洗練されたデザイン ・直線的なフォルムと控えめな装飾が特徴 |
| ナチュラルモダン | ・自然素材を活かした温かみのあるデザイン ・アースカラーがベース |
| 和モダン | ・和の要素と現代的なスタイルを融合したデザイン ・自然素材や直線的なデザインが中心 |
| 南欧風 | ・アースカラーを基調にした爽やかなデザイン ・レンガやスパニッシュ瓦などを使用 |
| アメリカン | ・ベランダや廻り縁などを取り入れた素朴なデザイン ・ライトカラーの外壁とダークカラーの屋根が定番 |
デザインにこだわりたい場合は、施工実例やカタログをチェックして、自分の好みに合ったテイストを得意とする会社かどうかを見極めましょう。ハウスメーカーに依頼する場合は、住宅展示場で実際の仕上がりを確認するのもおすすめです。
2,3社から見積もりをもらう
施工会社を選ぶときは、最初から1社に絞るのではなく、2〜3社から見積もりを取りましょう。
同じ予算でも、デザイン・性能・コストなど、会社が重視している軸ごとに提案内容が異なります複数社を比較することで、費用感や提案内容の違いが分かり、自分たちに合った依頼先を見つけやすくなりますよ。
「どこに依頼するか」は家づくりの満足度を大きく左右します。後のトラブルを防ぐためにも、金額だけでなく、担当者の対応・標準設備の範囲などをチェックできると良いですね。
担当者の人柄を確認する
注文住宅は打ち合わせの回数が多いため、担当者との人柄や相性はとても重要です。
気が合わない相手だと、楽しいはずの家づくりが苦痛になってしまう可能性もあります。
また、希望やこだわりは打ち合わせの中で少しずつ伝えていくもの。要望を正確に汲み取ってくれたり、生活スタイルに合う設計プランを提案したりしてくれる担当者でないと、打ち合わせの回数がいたずらに増えたり、本来の希望に合わない家になったりしてしまう可能性もあります。
希望を汲み取ってくれるか・安心して本音を話せるか・メールの対応スピードが早いか など、担当者の人柄を総合的にみて、安心できる人にお願いしたいですね。
注文住宅の購入をお考えなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、工務店とハウスメーカーの違いや、施工会社選びで失敗しないコツを紹介しました。
ハウスメーカーと工務店はそれぞれ強みが異なります。
保証・間取りの自由度・工期など、自身が最も重視したことは何か考えた上で、最適な施工会社に委託できると良いですね。
自由度の高い設計で、こだわりの注文住宅を建てたいなら、ぜひグランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。