間取り・実例
L字型の平屋の間取り事例|メリット・デメリットや設計のポイントも
公開:2026.09.23
注文住宅を購入するにあたって、土地の選定や大体の間取りを検討したいけれど
- L字型の間取りのメリット・デメリットは?
- 実際の建築事例を確認したい
など、悩んでしまう方も多いようです。この記事では、L字型の平屋の間取り事例やメリット・デメリットを紹介します。間取りで後悔しないためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
L字型の平屋の間取り事例
「L字型の間取り」とは、2つの辺が直角に組み合わさり、上から見ると建物がL字に見える間取りのことです。
L字型にすると外からの視線を遮りながら屋外空間を確保できるため、開放感とプライバシーを両立しやすい傾向にあります。
また、正方形や長方形の平屋とは違って、立体感のある外観にしやすいので、デザイン性を重視する方にも人気の間取りです。
緑の眺めを取り込むコンパクトなL字型平屋

こちらは、コンパクトな広さで緑の眺めを楽しめるL字型平屋の建築事例です。
L字に開いた土間玄関からLDKまでをひと続きの空間とし、開放感を高めている点が特徴。庭に面した側にはワイドサッシや大きな固定窓を連続して配置し、室内と屋外の境界を曖昧にすることで、どこにいても視界いっぱいの緑を取り込めます。
「住まいの広さを抑えながらも、自然とのつながりを感じられる開放的な家にしたい」という方におすすめの間取りです。
北欧インテリアが映える和モダンなL字型平屋

こちらは、北欧デザインと和の趣をバランスよく組み合わせた、L字型平屋の建築事例です。
玄関・水回りの棟とLDK・洋室の棟をL字につなぎ、中庭に向かって大きく開くことでプライベート感を高めています。
内装も、色味を抑えて全体的に背の低い家具を採用し、木目・和室などの要素を取り入れているので、開放感のある和モダンな家になっていますよ。
L字型の間取りのメリット
ここからは、L字型の平屋のメリットを紹介します。
中庭や駐車場を作れる
L字型の平屋は建物が2方向から空間を囲む形になるため、内側に生まれるスペースを中庭や駐車場として活用できます。
建物に囲まれた中庭は外からの視線が届きにくく、周囲の目を気にせず子どもを遊ばせたり洗濯物を干したりできるプライベートな空間になるので、小さなお子さまがいる家庭やプライバシーを重視したい方におすすめです。
奥行き感のあるおしゃれな外観になる
L字型の平屋は建物に角が生まれ、見る角度ごとに見え方が変わるため、四角形にはない奥行きのある外観に仕上がります。
アクセントとして一部の外壁材の色や屋根の形を変えれば、より個性的な印象を演出することもできますよ。
採光性・換気性を高めやすい
L字型の平屋は建物の一部を凹ませた形なので、複数の方向に窓を設けられます。
L字の内側へ大きな窓を向ければ、防犯性を高めつつ採光性を確保することも可能です。窓を設けやすいので、通気性を高め、カビや結露を抑えて建物の寿命を延ばすことができるのも嬉しいですね。
変形地でも平屋を建てられる
四角形の建物は角を直線でしか取れないため、変形地に建てると敷地の隅に使いきれない余剰スペースが生まれやすくなります。
L字型なら敷地の形に合わせて建物自体を変形させられるため、三角形や台形などの変形地でも平屋を建てやすいですよ。
変形地は整形地より価格を抑えやすく、予算面でも選びやすいので「土地代を抑えて家を建てたい」という方にもおすすめです。
生活空間のゾーニングをしやすい
L字型の平屋は、縦と横の2方向に分かれた形をしています。
横の部分に家族が集まるLDK、縦の部分に寝室や水回りをまとめる形でゾーニングすれば、暮らしにメリハリが生まれますね。
適切にゾーニングすることで、来客が多いご家庭でも、プライベートな空間を見せずにおもてなしすることができますよ。
L字型の間取りのデメリット
ここからは、L字型の間取りのデメリットを紹介します。
建設・メンテナンスのコストが高くなる
L字型の平屋は、四角形の平屋と同じ広さでも、外壁や屋根の建材が多く必要になったり角の処理にも手間がかかったりするため、建築費やメンテナンス費が高くなりやすいです。
外壁塗装はおよそ10年に1度を目安に行います。
外壁や屋根の面積が多いほど塗り替え・貼り替えなどのメンテナンスコストがかさむので、建築費だけでなく、50〜70年スパンでメンテナンスコストを算出した上で、間取りや建材を十分に検討したいですね。
耐震性が低くなりやすい
L字型の平屋は建物の形が複雑になる分、地震の力が一部分に集中しやすく、四角形の平屋と比べると耐震性が低くなりやすいです。
とはいえ、平屋はもともと背が低いので、2階建てや3階建てよりも揺れの影響を受けにくい構造でもあります。
実績のある工務店に依頼し、十分な耐震性を確保した設計にすれば、大きな心配はいりません。
間取りの自由度が低くなりやすい
L字型の平屋は、建物の形に沿って部屋を配置するため「横に長い部分をLDKや水回り、縦に伸びた部分を居室にする」など、ゾーニングの型がある程度決まっています。
部屋数・動線・日当たりの希望によっては、思いどおりの配置にしにくいこともあるので、L字型の平屋を検討する際は、デザイン性だけでなく、暮らし方に合う間取りが実現できるかを最初に検討しておくことができると良いですね。
L字型平屋の設計で後悔しないためのポイント
ここからは、L字型の平屋の設計で後悔しないために確認しておくべきポイントを紹介します。
生活動線・家事動線に配慮して間取りを決める
「洗濯をするたびにL字型の端から端まで移動しなければいけない」という状態だと、家事や生活が困難になってしまいます。だからこそ、L字型の平屋では、生活動線と家事動線に配慮して間取りを決めることが大切です。
洗面所・脱衣所・浴室・ランドリースペースなどの水回りを一カ所にまとめてLDKの近くに配置する・帰宅後すぐに手を洗える場所に洗面所を置くなど、毎日の動きを思い浮かべながら動線を計画すると、家事の負担が減りますよ。
プライバシーや物音に配慮したゾーニングをする
家族それぞれが心地よく過ごすには、プライバシーや物音に配慮してゾーニングすることが大切です。
例えば、LDKと寝室を離して配置すれば生活時間が異なる家族がいても音が気になりにくくなりますし、子どもが寝た後にリビングでテレビを楽しんでも寝室への音漏れを抑えられますよ。
L字型は、2方向に伸びる形を活かしてLDKと寝室を自然に離して配置できる間取りなので、それを活かしてゾーニングできると良いですね。
家族の気配を感じたい場合はLDKを中心に設置する
「家族の気配を感じやすい家にしたい」という場合は、LDKを家の中心に設置しましょう。
各部屋へLDKを通って移動する間取りにすると、子どもが帰宅後に自室へ直行しにくくなるため、自然と顔を合わせる機会を増やすことができますよ。
広い家ではトイレを2箇所設置する
建物が大きいほどL字の端から端への移動に時間がかかるため、土地面積が広い場合はトイレを2箇所に設置することをおすすめします。
日中に過ごすLDKの近くと寝室の近くにトイレを設置すれば、朝の身支度が重なる時間帯や夜中でもストレスなく利用できる可能性が高いですよ。
L字型の平屋を建てるなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、L字型の平屋の間取り事例やメリット・デメリット、後悔しないためのポイントを紹介しました。
L字型の平屋は、変形地にも建てやすく防犯性も高い、素敵な間取りです。しかし、ゾーニングや動線設計など、形状を活かすために検討すべきポイントも数多く存在します。
L字型の平屋の間取りにお悩みなら、ぜひグランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。


