
柔らかな景色を楽しむ住まい
可児市 F様邸-
絵画のような景色を切り取った窓。そんな穏やかな景色に癒されながら読書ができるヌックの前には、安定的な採光が心地よく、三角の勾配天井が可愛らしいリビング空間が広がる。お土地から見える景色を活かすべく、建物はへの字に設計。ご家族の生活に合わせて、暮らしやすい生活動線にもこだわった。色味はグレーや白で統一したことで木目がより引き立ち、温かみのある空間に。室内のどこからでも壮大な眺めを楽しむことができる心安らぐ住まいが完成した。
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切妻屋根と塗り壁を組み合わせ、落ち着いた印象に仕上げた外観。軒天の色味は敢えて外壁と合わせて玄関ドアの木目を引き立たせた。 植栽を楽しむ空間にすべく、アプローチは緩やかなカーブで動線を長くした。
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白×木目でシンプルに仕上げたダイニングキッチン。お施主様こだわりのルイスポールセンの照明『PH5』と丸テーブルを主役に。
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華奢な飾り棚が美しいキッチン背面の棚。収納の取手にはアクセントとなる真鍮素材を採用。下がり天井にも木目を施し、空間にまとまりを持たせた。
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リビング部分を45°斜めに配置。キッチンからは展望台にいるかのような絶景が一望できる。
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ヌックとしてもくつろげる最高の空間。
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デスクコーナーはお子様の学習スペースとしても活用したいとのご要望から、目が行き届くキッチン前に配置。W1,640×H1,520の大きな窓を採用したことで、空をも見渡せる。
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カフェの屋外テラスのような雰囲気を醸し出すお庭。天然芝が季節の移ろいを感じさせる。お土地の高低差をデッキで解消しつつ、用途に合わせて素材を選定した。
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北側に位置する玄関ホール。ガラス扉から差し込む光と間接照明により、落ち着く空間に。格子はアシンメトリーなデザインにした。
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お庭の植栽を背景に、お施主様こだわりのダイニングスペースがガラス扉越しに切り取られる。
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玄関ホール横には土間収納を。
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R壁で柔らかさを演出した廊下を進むと、水回りスペースへとつながる。暗くなりがちな廊下にはトップライトも。
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グレートーンで統一した洗面。単調になりがちな窓の手前に白い格子の内窓を造作でデザインし、可愛らしく。
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アイアンバーと造作の作業台を設計したランドリー兼脱衣室。洗濯作業が一部屋で完結する。
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ランドリーと寝室の2部屋から行き来が可能なウォークスルークローゼット。洗濯後、すぐに片付けができる動線の短さが魅力的。
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建物と外構で外部の視線を遮り、透明ガラスから坪庭を楽しめる浴室。湯舟に浸かりながら緑を感じられるよう、窓の高さを計算している。まるで旅館に来たかのような癒しの空間。
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周りの視線を気にすることなく趣味に没頭できる個室の趣味部屋。至福の時間が過ごせそう。