間取り・実例

造作収納の施工事例12選|メリット・デメリットや施工の種類も

公開:2026.06.12

注文住宅を建てる中で、造作収納を作りたいと考えているけれど

・造作収納を作るデメリットはない?
・どんな造作収納を作るのがベスト?

など、悩んでしまう方も多いでしょう。

この記事では、造作収納のメリット・デメリットや施工事例を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

造作収納とは?

造作収納とは、家を建てる際やリフォームの際に、部屋の広さ・形・使い方に合わせてつくる「造り付けの収納」のこと

既製品の家具とは異なり、ミリ単位で設計できるため、壁や天井にぴったり収まり、無駄なスペースが生まれません。

壁面に沿って設置されることで置き家具が減るので、見た目がすっきり整うほか、空間全体に統一感が出る効果も。

建物に固定されているため地震で倒れにくく、安全性も高いので、機能性とデザイン性を兼ね備えた収納方法といえるでしょう。

造作収納の施工の種類

造作収納の施工方法は、大きく分けて「大工工事」「家具工事」「DIY」の3種類があります。

  特徴 メリット デメリット
大工工事 現場で材料を加工しながら収納をつくる サイズを細かく調整でき、空間にぴったり合う デザインや仕上がりは職人の技術に左右される
家具工事 工場で製作した家具を現場に搬入・設置する 仕上がりが美しく、品質が安定している コストが高くなりやすく、細かな調整が難しい
DIY 自分で材料を用意してつくる 費用を抑えられ、自由にカスタマイズできる 強度や仕上がりに差が出やすい

大工工事は、現場で直接つくるためサイズの微調整がしやすく、空間にぴったり合う収納が実現できるのが特徴。
ただし、クオリティは職人の技術に左右されます。

一方で、家具工事は工場で製作されるため、塗装や仕上げがきれいでデザイン性の高い収納も作れますが、コストが高くなるというデメリットがあります。

どれもメリット・デメリットがあるため、優先したいポイントを明確にして選ぶことが大切です。

造作収納のメリット

造作収納のメリットは以下のとおりです。

  • デザイン性にこだわれる
  • 使い勝手に合わせて自由に設計できる
  • デッドスペースをなくせる
  • 地震時の転倒リスクを軽減できる
  • 部屋を広く使える
  • 掃除がしやすい
  • 収納を後から買い足す手間がない

造作収納のメリットは、空間やライフスタイルに合わせて自由に設計できる点です。

既製品では難しいサイズ調整ができるため、壁のくぼみや天井の高さも無駄なく活用でき、収納力をしっかり確保できます。

壁面に沿って設置することで家具が減り、空間を広く使えるのも大きな魅力です。
建物に固定されているため地震にも強く、安全性の面でも安心できます。

使いやすさと安心感を両立できる点が、造作収納ならではの魅力といえるでしょう。

造作収納のデメリット

造作収納のデメリットは以下のとおりです。

  • 簡単に移動や取り外しができない
  • 既製品より費用が高くなることがある
  • 工期が長くなる場合がある
  • ライフスタイルの変化に対応しにくい
  • 完成するまで仕上がりがわかりにくい

造作収納は自由度が高い反面、一度設置すると簡単に移動や取り外しができません。
ライフスタイルの変化に対応しにくくなるため、将来の使い方も見据えて設計することが大切です。

また、オーダーメイドで施工するため既製品より費用が高くなる傾向があるほか、完成するまで実物を確認できずイメージと違った仕上がりになるリスクもあるので、事前にしっかり打ち合わせを行うことが大切です。

造作収納の施工事例12選

ここからは、造作収納の施工事例を12個紹介します。

1. リビングの一角に作られた、ベンチ兼用の「見せる収納」

こちらはリビングの一角に設けられた、ベンチとしても使える造作収納です。

テレビボードと一体化した低めの設計で、空間に圧迫感を与えず、すっきりとした印象に仕上がっています。

オープン棚には雑貨やグリーンを飾ることで、収納でありながらインテリアとしても楽しめる「見せる収納」を実現。
引き出しやボックスを活用すれば、生活感の出やすい小物もきれいに隠せます。

座る・しまう・飾るを一体化した、使い勝手とデザイン性を両立した収納です。

2. 書斎の壁一面に作られた、ギャラリー兼収納

こちらは書斎の壁一面に造作された、ギャラリーと収納を兼ねた空間です。

壁面いっぱいに設けられた棚は、本や雑貨を美しく飾りながら収納でき、まるでショップのディスプレイのような雰囲気を演出

照明を組み合わせることで、飾ったアイテムが引き立ち、落ち着きのある上質な空間に。
下部には収納スペースもしっかり確保されているので、実用性も高いですね。

3. キッチン横に作られた、間仕切りを兼ねた軽やかな収納

こちらはキッチン横に設けられた、間仕切りを兼ねた造作収納です。

腰の高さに抑えたデザインで、空間をゆるやかに仕切りながらも視線が抜け、圧迫感のない軽やかな印象

オープン棚には本や雑貨、グリーンなどを飾ることで、ダイニング側からも楽しめる「見せる収納」として活用できます。
キッチンとのつながりを保ちながら、生活感をやわらかく隠せるのもポイントです。

4. テレビ台を兼ねた、デザインも高い大きめ収納

こちらはテレビ台と一体になった、大容量の造作収納です。

壁一面に広がる収納は、空間にしっかりとした存在感を与えながらも、素材や色味を統一することでインテリアとして美しく調和

中央にテレビを配置し、その周りに棚や収納をバランスよく設けることで、使いやすさとデザイン性を両立しています。

下部の収納には生活感の出やすい物をしまえるため、リビング全体をすっきり保てるのも魅力です。

5. 本棚の奥に収納が広がる、隠し扉収納

こちらは本棚の一部が扉として機能する、遊び心のある造作収納です。

一見すると壁一面の本棚ですが、中央の棚を開くと奥に収納スペースが広がり、衣類や小物をしっかり収納できます。
生活感の出やすい物を見せずにしまえるため、空間をすっきりと保てるのが魅力です。

隠し扉のような仕掛けがあると、日常にちょっとした特別感をプラスしてくれますね。

6. 洗面所に作られた、家事動線を整える機能的な収納

こちらは洗面所に設けられた造作収納です。

洗面台の横に棚やカウンターを設けることで、タオル・洗剤・衣類などを一か所にまとめて収納でき、作業効率がぐっと高まります。

カウンターは洗濯物を畳むスペースとしても活用できるので、日々の家事がスムーズに進みますね。

7. 玄関横に作られた、暮らしをすっきり保つ土間収納

こちらは玄関横に設けられた、使い勝手の良い土間収納です。

靴のまま出入りできる土間スペースに棚を設けることで、靴・アウトドア用品・ベビーカー・掃除道具などもまとめて収納できます。

特に三角形の空間だと置き家具を探すことが難しいので、造作収納を活用した方が良いですね。

8. テレビまわりに設けた、すっきり見せる壁付け収納

こちらはテレビまわりに設けられた、壁付けの造作収納です。

床から浮かせたフロートタイプの設計にすることで、空間に軽やかさが生まれ、リビング全体をすっきりと見せてくれます

床が見える範囲が広くなることで、掃除がしやすく、清潔感のある空間を維持しやすいのも嬉しいですね。

9. 効率よく整理できる、超大容量ウォークインクローゼット

こちらは通路を中心に左右へ収納を配置した、使い勝手の良いウォークインクローゼットです。

広い土地が必要にはなりますが、収納場所がひと目でわかるため探す手間が減り、日々の身支度の時短につながります。
生活と家事をより快適にしたいなら、検討してみても良いかもしれません。

10. 吹き抜けに作られた、空間を彩る大容量の壁面収納

吹き抜け空間に設けられた、大容量の壁面造作収納です。

上下に広がるダイナミックな設計により、空間全体に開放感と存在感を与えています。
棚を細かく区切ることで、本・雑貨・思い出のアイテムなどを整理しながら美しく飾ることができ、「見せる収納」としても楽しめるのが魅力。

吹き抜けの広がりを活かしながら、インテリアの主役として空間を彩る、印象的な収納アイデアです。

11. リビングに作られた、暮らしに寄り添うオープン収納

こちらはリビングに設けられた、暮らしに寄り添うオープンタイプの造作収納です。

壁一面に広がる棚は、本・雑貨・思い出のアイテムをバランスよく配置でき、日常の中で自然と手に取ることもできます。

飾り方次第で空間の雰囲気を自由に変えられるため、インテリアとしても楽しめるのが魅力です。

12.玄関近くに設けられた、アウトドア用品のための収納スペース

こちらは玄関近くに設けられた、アウトドア用品をまとめて収納できる造作スペースです。

棚と有孔ボードを組み合わせることで、靴・小物・キャンプ用品などを効率よく整理できるのが特徴
よく使う道具は掛けて収納することで取り出しやすく、使い終わった後もスムーズに片付けられます。

室内に持ち込まずに管理できるため、汚れを防ぎながら玄関まわりをすっきり保てるのは嬉しいですね。

造作収納の導入をお考えなら、グランハウスにご相談ください!

造作収納は、空間にぴったり合わせて設計できるため、収納力とデザイン性を同時に高められるのが魅力です。

無駄なスペースをなくし、部屋を広く使えるだけでなく、暮らしやすさや家事効率の向上にもつながりますが、費用や使い方の変化への対応など、事前にしっかり計画しておきたいポイントもあります。

だからこそ大切なのが、ライフスタイルや将来の変化まで見据えた設計です。

グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。