間取り・実例
注文住宅の書斎の建築実例|おすすめの設置場所や、後悔しないためのポイントも
公開:2026.05.31
最近は、在宅ワークができる会社も増えており「家に書斎を作りたい」と考える方も多いようです。しかし、設計の中で
・どこに設置するべき?
・どこにこだわるべき?
など、悩んでしまう方も多いでしょう。
この記事では、書斎におすすめの場所や、設置後に後悔しないためのポイントを紹介します。
おしゃれで実用的な建築事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
書斎を設置するのにおすすめの場所
書斎をつくるといっても、必ずしも独立した個室を用意する必要はありません。
限られたスペースの中でも、工夫次第で快適なワークスペースをつくることができます。
ここからは、書斎を設置するのにおすすめの場所を5つ紹介していきます。
リビング

リビングは、注文住宅で書斎を設ける場所として特に人気があります。
住まいの中でも比較的広さがあるため、壁面や一角を活用してデスクスペースをつくりやすいのが特徴。
家族との距離が近く、家事や子育てと両立しながら作業できるのも魅力です。
一方で、テレビの音や会話など生活音が気になりやすい面もあります。
集中しやすい環境にするためには、壁向きにデスクを配置したり、間仕切りや照明でゆるやかに空間を分けたりする工夫が大切です。
ダイニング

ダイニングは、家族の気配を感じながら作業できる書斎スペースとして人気の場所です。
キッチンに近いため、料理の合間に作業をしたり、子どもの勉強を見守りながら在宅ワークをしたりと、家事や子育てとの両立がしやすいのが特徴です。
一方で、生活音が出やすく、食事スペースと混在することで集中しにくい場合もあります。
照明やデスク配置を工夫し、メリハリのある空間づくりを意識することが大切です。
2階ホール

2階ホールは、家族の共有スペースでありながら比較的プライバシーを確保しやすい場所です。
リビングよりも人の出入りが少ないため、落ち着いて作業できる環境をつくりやすいのがメリットです。
また、廊下やホールを活用することで、限られた床面積でも書斎を設けやすい点も魅力です。
ただし、空調が行き届かない場合があるため、エアコンの配置や換気計画をしっかり検討する必要があります。
収納スペース

ウォークインクローゼットなどの収納スペースにデスクを設ける方法もあります。
コンパクトで壁に囲まれているため、個室のような落ち着いた環境をつくれるのがメリットです。
書類や本をすぐ近くに収納できるため、作業効率も高まります。
ただし、収納量とのバランスや換気・採光の確保が課題になることもあります。使いやすさと快適性の両立を考えた設計が重要です。
寝室

寝室はプライバシー性が高く、静かな環境を確保しやすい場所です。
日中は使用頻度が低いため、在宅ワークにも向いています。落ち着いた雰囲気の中で集中できるのがメリットですが、仕事と休息の空間が同じになることで、気持ちの切り替えが難しくなることもあります。
間仕切りやレイアウトを工夫し、オンとオフを分けられる空間づくりを意識することが大切です。
書斎の適切な広さは?
何を目的に使うかで変わりますが、個室の書斎を作るなら、デスク・椅子・収納が無理なく置けて、立ち座りや移動がストレスなく行える、1.5〜2畳(約3〜4㎡)前後を目安に考えることをおすすめします。
パソコン作業や読書が中心なら1.5畳でも十分ですが、書類や本をたくさん置きたい場合は2畳以上あると快適です。
「心地良い空間を作りたい」「一日に何時間も籠る」という方は、広さだけでなく、窓の有無・照明計画・防音性も含めて検討することをおすすめします。
注文住宅の書斎の建築事例
「せっかく注文住宅を立てるなら書斎がほしいけれど、どんな空間にするか悩んでしまう」という方も多くいます。
ここからは、書斎の建築事例を紹介します。
趣味も仕事も楽しめる個室タイプの書斎

壁一面を活用したL字型カウンターと造作棚を備えた個室タイプの書斎です。
造作棚にスニーカーやアートを飾れば、仕事だけでなく、趣味も同時に楽しむことができますね。
足元に収納を十分確保しているので、掃除が苦手な方や小物が増えがちな方でも、散らかるリスクが低いですよ。
小空間に収めた独立型書斎

カウンターデスクと壁面収納を組み合わせることで、小さめの空間でもおしゃれで快適な書斎に仕上げることができます。
大きな自然光を取り込みながら快適に作業可能。
背の高い壁面収納を取り入れることで、書籍や小物などもスッキリ片付けることができますね。
コンパクトだからこそ動線が短く、作業に無駄が出にくいのも魅力です。
収納横に設けた半個室タイプの書斎

こちらは、収納スペースの横に書斎を設けた事例です。
日当たりや広さなど、検討するべき点は多くありますが、収納スペースが身近にたくさんあるので資料や道具をすぐ手に取れるのは便利ですね。
コンパクトながらも集中しやすく、在宅ワークや趣味の作業にぴったりの空間です。
ガラス間仕切りでゆるく区切った半個室の書斎

ガラスの間仕切りで、リビング空間とゆるやかに繋がった、半個室タイプの書斎です。
視線は通しながらも音や気配をほどよく遮ることで、家族とつながりつつ集中できる環境になります。光を取り込みやすいため、閉塞感を軽減できるのも嬉しいですね。
収納力高めの造作デスクを備えた個室書斎

こちらは、壁面いっぱいに造作デスクと収納棚を設けた個室タイプの書斎です。
L字型カウンターにして、座るスペース以外の足元を収納にすることで、本や機材もすっきり収納できます。
防音性を高めれば、ギター・撮影機材・ゲームなどを置き、仕事以外の時間も長く快適に楽しむことができますね。
小上がり和室に作った、壁向きのワークスペース

小上がり和室の一角に壁向きのカウンターを設けた、ワークスペースの事例です。
畳の段差を活かすことで、掘りごたつのように足を下ろして作業することができます。
木の質感を活かすことで、和室に自然に馴染んでいるのも素敵ですね。
木の温もりと余白を活かした、シンプルな個室書斎

木目の美しい天井と床に囲まれた個室タイプの書斎です。
装飾を抑えてシンプルなデスクと収納だけで構成することで、余白が生まれます。
「ミニマルな空間が良い」「より作業に集中しやすい空間にしたい」という方におすすめです。
2階ホールを活用したオープン書斎

2階ホールの一角にデスクを設けたオープン書斎です。
吹き抜けなので、声や生活音を通して、一階にいる家族の気配を感じることもできますね。
大きな窓のそばにカウンターを配置すれば、明るく開放感を感じられるのも魅力的です。
「個室ほどこもらず、暮らしに溶け込むスタイルの書斎がほしい」という方におすすめです。
ガラス扉で仕切った高級感のある半個室書斎

ガラス扉で仕切った、ホテルライクな、半個室タイプの書斎です。
ブラックフレームのガラスと黒の大理石のようなタイルを合わせることで、空間全体が引き締まって高級感のある印象に。視線も音も緩やかに遮ってくれるので、作業に集中することができそうですね。
こもり感のあるヌック型半個室書斎

ほどよい「こもり感」が魅力のヌック型の書斎です。
壁に囲まれた小さな空間にカウンターを設けることで、集中力をアップすることができます。
星型のペンダントライトを採用することで、ダイニングと書斎のインテリアにアクセントが生まれるのも素敵ですね。
LDKに設けたオープンワークスペース

LDKの一角にデスクを設けたオープンワークスペースです。
キッチンのすぐ前にあるので、料理をしながらレシピを調べたり、家事の合間に少し仕事をしたりするのにも向いています。
暮らしに溶け込む、使い勝手のよいスタイルです。
注文住宅に書斎を作るメリット・デメリット
注文住宅で書斎をつくるなら、そのメリットとデメリットも正しく理解しておきたいですね。
ここからは、注文住宅に書斎を作るメリットとデメリットを紹介します。
メリット
書斎を作るメリットは、以下の4つです。
- 集中できる自分だけの空間ができる
- 在宅ワークや学習に最適
- 収納や動線を自由に計画できる
- 家の価値が上がることも
仕事や趣味に没頭できる専用スペースがあることで、生活動線と切り離して作業に集中できるのは嬉しいですね。
また、注文住宅だからこそ、棚やデスクの造作家具を導入し、より作業しやすい書斎を作ることも可能です。
デメリット
書斎を作るデメリットは、以下の4つです。
- 建築コストが上がる可能性
- 使わなくなるリスク
- 採光や風通しの工夫が必要
- 生活動線のバランス調整が必要
特に広めの個室タイプの書斎をつくると、床面積・造作材・照明などでコストが増えることがあります。
また、使い方をよく考えずに設計すると、物置化してしまう可能性も。
必要性・生活導線・照明・収納・換気計画などをきちんと考えたうえで設計することが大切です。
書斎づくりで後悔しないためのポイント
せっかく書斎を作るなら、長く快適に使える空間づくりを目指したいですね。
ここからは、書斎づくりで後悔しないためのポイントを紹介します。
用途に合わせて広さ・収納量を調整する
まずは、用途に合わせて広さと収納量を調整しましょう。
パソコン作業が中心なら1.5〜2畳程度でも十分ですが、本や書類が多い場合や趣味のスペースを兼ねる場合は、収納を多めに確保する必要があります。
将来物が増えることも想定し、棚や足元収納も検討すると安心です。
防音性・プライバシー性を高める
書斎は集中するための空間なので、音や視線への配慮も欠かせません。
リビング横などに設ける場合は、生活音をやわらげるために、間仕切りや扉を設置することをおすすめします。また、オンライン会議が多い方は、防音性を意識した設計にすると安心です。
人の視線が気になる場合は、壁向きのレイアウト・半個室・個室にすることも検討すると良いですね。
きちんと空調計画を立てる
個室にしたり、収納スペースなどの奥まった場所スペースに書斎を設ける場合は、空調計画を立てましょう。
エアコンの風がしっかり届くか、換気ができるかを確認しておかないと、夏は暑く冬は寒い空間になってしまうことがあります。
窓がない場合は、換気設備の設置も検討してみてくださいね。
コンセントなどの設備を整える
書斎で後悔が多いのが、コンセントや配線の不足です。
パソコン・モニター・プリンターなどを使用する場合、電源の数が足りないと延長コードが増えてしまいます。
見た目が悪くなるだけでなく、使い勝手も低下するので、あらかじめ使用する機器を想定し、余裕を持ったコンセント計画を立てましょう。
窓を設ける
自然光が入ることで目の疲れを軽減でき気分転換にもなるので、可能であれば、書斎には窓を設けることをおすすめします。
窓があれば、換気がしやすいという点でも安心です。
ただし、直射日光が強すぎると作業しにくくなることもあるため、窓の位置・方角・ブラインドの設置などもあわせて検討してみてくださいね。
注文住宅におしゃれな書斎を設置するなら、グランハウスにご相談ください!

書斎は、家で作業をする機会が多い方にとっては非常に大切な空間です。
設置する場所・広さ・収納計画・空調・防音対策まで丁寧に考えて、長時間集中できる環境を整えたいですね。
注文住宅に書斎を設置したいとお考えの方は、ぜひグランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
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