間取り・実例

南玄関の平屋間取り7選!南玄関のメリット・デメリットや間取りを作る際のコツも

公開:2026.07.27

注文住宅を建てるにあたって、日当たりの良い南玄関を設置しようと思っているけれど

・デメリットも踏まえて検討したい
・実際の建築事例を参考にしたい

という方も多いでしょう。この記事では、南玄関の平屋の建築事例を7つ紹介します。メリット・デメリットや設計時のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

南玄関の平屋間取り7選

ここからは、南玄関の平屋の間取りを7つ紹介します。

 

1.インナーテラスとLDKの横に設置された南玄関の家

こちらは、インナーテラスとLDKの横に南玄関を配置することで、明るさと動線の良さを両立した住まいです。

玄関を入るとすぐにLDKへアクセスできる動線になっており、家族も来客もスムーズに移動できるようになっています。

LDKに隣接したインナーテラスは、外からの光を室内に取り込みつつ、プライバシーも確保できる設計となっており、開放感と安心感を両立しています。

 

2.深めの軒をつくることで夏場の熱を抑えた南玄関の家

こちらは、南玄関に深めの軒を設けることで、夏場の強い日差しをコントロールしながら快適に暮らせる住まいです。

南玄関は日差しの強さから熱がこもりやすい傾向にありますが、玄関まわりにしっかりとした軒をつくることで直射日光の侵入を防ぎ、室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。

LDKや中庭に面した開口部にも軒がかかることで、外からの光は取り込みつつ、強い日差しだけを遮ることができますね。

 

3.玄関部分はコンパクトに、SCLやパントリーとつなげて開放感を出した南玄関の家

こちらは、玄関スペースをあえてコンパクトにしながら、シューズクローク(SCL)やパントリーとつなげた住まいです。

南玄関はリビングや居住空間を圧迫してしまうケースも多いですが、玄関は小さめにし、奥行きのある収納とつなげることで、開放感と使いやすさを両立できますね。

玄関からパントリーへ直接つながる動線により、買い物帰りの荷物の持ち運びもスムーズです。限られたスペースを有効活用しながら、見た目の広さと家事効率を高めた、実用性の高い間取りです。

 

4.玄関とLDKの前にフェンスを設置し、プライバシー性を高めた南玄関の家

こちらは、玄関とLDKの前に目隠しフェンスを設置することで外からの視線を遮り、安心して過ごせる空間を実現した住まいです。

南玄関は道路に面した配置になることが多いので、外からの視線が気になりやすい傾向にあります。フェンスがあることで、日当たりとプライバシー性を両立できますね。

テラスや庭のスペースもフェンスで囲っているので、室内と外のつながりをより快適に楽しめる設計です。

 

5.玄関扉を右側に設置することで、扉の劣化を抑え、防犯性を高めた南玄関の家

こちらは、玄関扉を建物の右側奥に配置することで、機能性と防犯性を高めた南玄関の住まいです。

玄関を正面から見えにくい位置に設けることで、外からの視線を遮り、不審者が近づきにくい環境をつくっています。

壁や外構によって玄関まわりが囲われる形となり、直射日光や雨風の影響を受けにくくなるため、扉の劣化を抑えられる点も大きなメリットです。

特に南側は日差しが強くなりやすいため、このような配置は耐久性の面でも効果的ですね。

 

6.建物を凹ませて玄関とLDKに程よい日陰をつくった南玄関の家

こちらは、建物の一部を凹ませることで玄関とLDKに自然な日陰をつくり、快適な室内環境を実現した南玄関の住まいです。

外壁のラインをあえて奥に引くことで、軒のような役割を持たせ、強い日差しをやわらかく遮ることができます。

玄関まわりを凹ませることで直射日光や雨を受けにくくなるので、デザイン性を高められるだけでなく、出入りがしやすくなったり、扉や外壁の劣化を防止したりすることもできますよ。

 

7.深めの軒で日差しを抑え、中庭でプライバシー性を高めた南玄関の家

こちらは、深めの軒で強い日差しをコントロールしつつ、中庭を設けることでプライバシー性を高めた南玄関の住まいです。

玄関とLDKにはたっぷりの光を取り込みながら、軒によって直射日光をやわらかく遮り、夏でも快適に過ごせます。中庭を中心とした間取りなので、外からの視線を気にせずにくつろげるのも嬉しいですね。

 

南玄関の平屋にするメリット

南玄関の平屋は、明るさ・快適性・暮らしやすさのバランスを取りやすいのが特徴です。ここからは、南玄関の平屋にすることで得られるメリットを紹介します。

 

明るい玄関になる

南玄関の大きなメリットは、自然光がしっかり入って玄関が明るくなる点です。

南側は1日を通して日当たりが良いため、朝から夕方まで安定した明るさを確保できます。暗くなりがちな玄関でも照明に頼りすぎず、開放的で気持ちの良い空間にできるのが魅力です。

来客時の第一印象も良くなり、家全体が明るく感じられる効果もあります。窓や玄関ドアの配置を工夫すれば、さらに採光を取り入れやすくなり、心地よい住まいづくりにつながりますよ。

 

冬でも冷え込みにくい

南玄関は、南からの太陽光が玄関まわりにしっかり当たるため、冬でも玄関まわりが暖まりやすく、冷え込みを抑えやすい傾向にあります。

特に平屋の場合は上下階の温度差がなく、玄関から室内への移動もスムーズです。断熱性能と組み合わせれば、より効果的に室内環境を整えることができ、暖房効率の向上にも期待できますよ。

 

玄関からLDKまでの動線がスムーズ

南玄関はLDKと同じ南側に配置されることが多く、帰宅後すぐにリビングに入れるため、動線がシンプルでスムーズになりやすいです。

家族とのコミュニケーションが取りやすくなったり、買い物帰りの荷物の持ち運びが楽になったりするのは嬉しいですね。

 

南玄関の平屋にするデメリット

南玄関の平屋はメリットが多い一方で、設計や土地条件によっては注意しておきたい点もあります。ここからは、南玄関の平屋を検討する際に知っておきたいデメリットを紹介します。

 

夏場は暑い

南玄関は日当たりが良い反面、夏場は強い日差しが入りやすく、暑さを感じやすいです。

特に玄関まわりやLDKが南側に配置されると、直射日光の影響で室温が上がりやすくなります。冷房効率が下がることで光熱費が増える可能性もあるため、注意が必要です。

 

南側の居住スペースが狭くなる

南玄関を採用すると、日当たりの良い南側に玄関やアプローチが配置されるため、本来リビングや居室に使いたいスペースが制限されることがあります。

敷地に余裕がない場合、南側の広い面積を玄関に使うことで、LDKや庭の配置に影響が出ることも。居住空間とのバランスを考えて設計しないと「思っていたほどリビングを広く取れない」という後悔につながる可能性があります。

 

玄関ドアや外壁が劣化しやすい

南側は日差しが強く当たるため、玄関ドアや外壁が紫外線や熱の影響を受けやすく、塗装の色あせや傷み、玄関ドアの劣化が進みやすいというデメリットがあります。

見た目の美しさを長く保つためには、軒や庇を設けて日差しを遮る・耐候性の高い素材を選ぶ・定期的にメンテナンスを行うなどの対策が必要です。

 

購入できる土地の選択肢が減る

南玄関の平屋にこだわると、南側に道路が接している敷地でないと理想の配置が難しいため、土地選びの自由度が下がる可能性があります。

特に人気エリアでは南向きの土地は需要が高く、価格も高めになる傾向があります。そのため、土地探しに時間がかかったり、予算オーバーになったりするケースも少なくありません。

 

南玄関をより快適にするためのポイント

南玄関の平屋にはデメリットもありますが、いくつかのポイントを押さえれば、より快適に生活できるようになりますよ。ここからは、南玄関をより快適にするためのポイントを紹介します。

 

軒を深くする

1つめは、軒を深く設けることです。

南側は日当たりが良い反面、夏は強い日差しが入りやすく、室内が暑くなりがちです。軒を深くすることで、夏の高い位置から差し込む日差しを遮り、室温の上昇を抑えることができます。

玄関まわりに軒があることで、雨の日の出入りがしやすくなり、外壁や玄関ドアの劣化防止にもつながります。冬の低い位置からの太陽光は取り込みやすいため、明るさと暖かさを確保できますよ。

 

建物を凹ませて日陰をつくる

2つめは、建物の一部を凹ませる設計です。

外壁のラインをあえて奥に引くことで、自然な日陰をつくることができ、玄関やLDKへの直射日光をやわらかく遮る効果があります。

夏場の室温上昇を抑えながら明るさは確保できますし、凹み部分は外からの視線も届きにくくなるため、プライバシー性の向上にもつながります。

デザインとしても立体感が生まれるので、機能性と意匠性を両立したい方におすすめです。

 

玄関前にフェンスなどの目隠しを立てる

3つめは、フェンスや植栽などで目隠しを設けることです。

南玄関は、玄関やLDKが道路に面していることが多いです。そうすると、室内の様子が見えやすく、落ち着いて過ごしにくくなることもあります。

目隠しフェンスを設置することで、視線を遮りながらも風や光を取り込める、快適な環境をつくることができます。デザイン性の高いフェンスや植栽を取り入れれば、外観の印象も良くなりますよ。

 

玄関とLDKの大きさのバランスを考える

4つめは、玄関とLDKの大きさのバランスを考えることです。

南側は日当たりが良いため、本来はリビングを広く取りたい位置です。

玄関を必要以上に広くしすぎるとLDKが狭くなってしまう可能性もあるので、玄関をコンパクトにしつつ、シューズクロークをうまく配置するなど、バランスを考えて設計することをおすすめします。

 

南以外の方角との比較

玄関の方角 メリット デメリット
朝日が入りやすく、朝から明るい玄関になる。生活リズムを整えやすく、気持ちよく一日をスタートできる。 午後は日が当たりにくく、暗くなりやすい。時間帯によって明るさに差が出る。
西 午後から夕方にかけて明るく、帰宅時に明るい玄関になる。冬場は暖かさを感じやすい。 西日が強く、夏は暑くなりやすい。まぶしさや室温上昇に注意が必要。
一日を通して日当たりが良く、玄関が明るく開放的になる。冬でも暖かく快適に過ごしやすい。 夏は日差しが強く暑くなりやすい。土地条件が限られ、価格が高くなる傾向がある。
直射日光が少なく、夏でも涼しい環境を保ちやすい。外壁や玄関ドアの劣化が進みにくい。 日当たりが悪く、暗くなりやすい。湿気がこもりやすく、カビ対策が必要になる場合がある。

玄関の方角によって、住まいの快適さや使い勝手は大きく変わります。

東は朝日が入りやすく、気持ちよく1日を始められる一方、午後は暗くなりやすい傾向にあります。西は夕方まで明るく帰宅時に便利ですが、西日による暑さ対策が必要です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、そういった点も加味したうえで、自分たちにとって最適な方角を見つけられると良いですね。

 

南玄関にとらわれず、いろいろな選択肢を検討してみましょう!

南玄関の平屋には、明るさや動線の良さといった魅力がある一方で、暑さ・プライバシー・土地条件など、注意しておきたいポイントもあります。

大切なのは南玄関にこだわりすぎず、ご家族のライフスタイルや土地の条件に合わせて、最適な間取りを選ぶことです。

「自分たちにはどの配置が合っているのか分からない」「間取りで後悔したくない」という方は、プロに相談することをおすすめします。

グランハウスは岐阜・愛知・三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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