間取り・実例

ファミリークローゼットのおすすめ間取り4選!広さの目安や、設計時のポイントも

公開:2026.08.28

注文住宅を建てるにあたって、ファミリークローゼットを設置したいと考えているけれど

  • どんなデザイン・間取りにするべきか悩んでしまう
  • 設計時に抑えておくべきコツがあれば知りたい

と悩んでしまう方も多いでしょう。この記事では、ファミリークローゼットのある家の間取り事例や、設計の際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類や日用品を1か所にまとめて収納できる大型のクローゼットのこと。

各部屋に個別の収納を設けるスタイルとは異なり、生活動線上に配置して家族みんなで共有する形なので、洗濯の効率が上がったり、個室を広くとったりすることができます。

人が通り抜けできるウォークスルータイプや、収納力を重視したウォークインタイプなどがあり、ご家庭のライフスタイルに合わせて柔軟に間取りを考えることが可能です。

 

ファミリークローゼットを設置するメリット

ここからは、ファミリークローゼットのメリットを紹介します。

 

洗濯家事の効率が上がる

ファミリークローゼットを設置する最大のメリットは、家族それぞれの部屋に洗濯物を運ぶ手間が省けるため、洗濯にかかる時間を大幅に短縮できることです。

ファミリークローゼットをランドリールームの近くに配置すれば「洗う→干す→しまう」までの流れがさらにスムーズになるので、導入される方も多いですよ。

 

共用部分をスッキリ保ちやすい

ファミリークローゼットを設置すると、家族の衣類やカバンを全て一箇所に収納できるため、リビングなどの共用部分を常にスッキリと保てます。リビングに物が溢れないため、急な来客時でも慌てることなく対応できるのは嬉しいですね。

特に帰宅動線上に設置すると、帰宅後に上着や荷物を自然と片付けられるので、共用部分が散らかりにくいですよ。

 

衣替えの手間が省ける

十分な広さを確保できれば、夏服と冬服をすべて同じ場所に収納しておけるため、衣替えの手間を省くことができます。

衣装ケースを入れ替える重労働は、とくに共働き家庭や小さな子どもがいる家庭には厳しいもの。それが不要になるのは嬉しいですね。

 

個室の広さを確保できる

家族の衣類をすべてファミリークローゼットに集約すると、子ども部屋や寝室に収納家具やクローゼットを設ける必要がなくなるため、個室を広く取れるようになります。

「限られた土地面積の中で、趣味のスペース・書斎・ベッドルームなどの個室の確保に注力したい」という方には非常におすすめです。

 

ファミリークローゼットを設置するデメリット

ここからは、ファミリークローゼットのデメリットを紹介します。

 

ある程度の広さが必要になる

家族全員分の衣類を収納するためには、ある程度のまとまった面積を確保する必要があります。

そのため、LDKや洗面所などの、他の居住スペースが圧迫されてしまう可能性も。

家全体の広さとのバランスを見ながら、間取りや設置の有無をよく検討する必要があります。

 

準備のタイミングで、動線が重なることがある

ファミリークローゼットを導入すると、通勤・通学の時間帯などに家族が使うタイミングが重なり、混雑する可能性もあります。

1か所で着替えや身支度を行うため、通路が狭いとすれ違うのがストレスになることも。設計段階で、通路幅を広めに確保するなどの工夫が必要です。

 

プライバシーの確保をしにくい

ファミリークローゼットは家族で共有する空間なので、個人のプライバシーを確保しにくいというデメリットがあります。

子どもが思春期になると、自分の服を家族に見られたくないと感じるケースも少なくありません。将来は各自の部屋に収納を設けることもできるようにするなど、柔軟に対応できるようにしておくと安心ですね。

 

湿気や匂いがこもりやすい

ファミリークローゼットは衣類が密集するため、クローゼット内に湿気や匂いがこもりやすくなります。

特に洗面脱衣所やランドリールームのすぐ隣に設置する場合は、湿気の影響を大きく受ける可能性もあります。カビやダニの発生を防ぐためにも、設計段階で換気計画をしっかりと立てておくことをおすすめします。

 

ファミリークローゼットの広さの目安は?

ファミリークローゼットに必要な広さは、4人家族で約3〜4帖です。

家族1人あたり1帖弱の収納スペースを確保する計算なので、着替えるスペースを設けたり、季節家電などを一緒に収納したりする場合は、さらにゆとりを持たせる必要があります。

収納したい物の量や大きさを事前にリストアップして、最適な広さにできると良いですね。

 

ファミリークローゼットを設置した家の間取り事例

ここからは、ファミリークローゼットを取り入れたおしゃれで機能的な間取り事例を紹介します。

 

玄関脇に設けた、お出かけ前にさっと使えるファミリークローゼット

こちらは、玄関のすぐ隣にファミリークローゼットを配置し、お出かけ前後の動線をスムーズにした住宅です。

帰宅後すぐにコートやカバンを収納できる間取りを取り入れることで、花粉やホコリをリビングに持ち込まずに済みます。外出時もサッと上着を羽織れるので、スムーズに出発できるのは嬉しいですね。

「リビングに物を持ち込まず、お出かけの準備を効率よく行いたい」という方におすすめの間取りです。

 

ランドリールーム横に設けた、家事ラク動線のファミリークローゼット

こちらは、ランドリールームの隣にファミリークローゼットを配置し、洗濯動線を最短にした住宅です。

洗う・干す・たたむ・しまうの一連の作業を1か所に集約する間取りを取り入れることで、家事にかかる時間を大幅に短縮できます。ハンガーパイプを多めに設置すれば、たたむ手間も省けますよ。

「毎日の洗濯家事の負担を減らし、時間を有効活用したい」という方におすすめの間取りです。

 

ランドリールーム横に設けた、収納力高めのファミリークローゼット

こちらは、ランドリールーム横に大容量のファミリークローゼットを確保した住宅です。

壁一面に収納棚やパイプを設けることで、家族全員の衣類をたっぷり仕舞うことができます。可動棚を採用しており、収納や荷物に合わせて棚の高さを変えられるため、ライフスタイルが変わっても長く快適に使えそうですね。

ファミリークローゼットの他に個室にも収納を設置しているので「ファミリークローゼットの収納力はきちんと確保しつつ、家族のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるようにしたい」という方におすすめの間取りです。

 

洗面室と玄関の間に設けた、整頓しやすいファミリークローゼット

こちらは、玄関から洗面室へ向かう動線上に配置し、帰宅後の流れをスムーズにした住宅です。

帰ってきて手を洗う前に上着やカバンを片付ける間取りを取り入れることで、自然と整理整頓の習慣が身につきますね。ファミリークローゼットがリビングの音を遮断する緩衝地帯になっているので、より集中できる書斎になっています。

「自然な動線で整理整頓を促し、常に片付いた家を保ちたい」という方におすすめの間取りです。

 

ファミリークローゼットを設置する際の、設計のポイント

使いやすく快適なファミリークローゼットを作るためには、事前の計画が欠かせません。ここからは、設計時に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。

 

物干場の近くに設置する

洗濯家事の効率を最大限に上げるために、ランドリールームなどの物干場の近くに配置しましょう。

乾いた洗濯物を抱えて長い距離を移動するのは、毎日のことになると大きな負担になります。干す場所としまう場所を隣接させることで、家事のストレスを大きく軽減できますよ。

生活スタイルに合わせて最適な配置を検討してみてくださいね。

 

個室やリビングの近くに設置する

着替えや身支度をスムーズに行うためには、個室やリビングなど生活空間の近くに配置することをおすすめします。

リビングのすぐ横に設ければ帰宅後に部屋着に着替える流れがスムーズになりますし、ランドリー横に置けば服を選んでお風呂に入る流れがスムーズになりますよ。

家族みんながアクセスしやすい場所を選ぶことが大切です。

 

着替える場所を確保する

ファミリークローゼットを設ける場合は、クローゼット内で着替えができるように、通路幅や着替え用のスペースをしっかりと確保しておくことが大切です。

通路が狭すぎると引き出しを開けにくくなったり、他の家族とすれ違えなくて不便を感じてしまうことも。朝の混雑時でもストレスなく使えるよう、着替えやすれ違いができるだけのスペースを確保することが大切です。

 

換気性能・調湿機能を高める

衣類が密集する空間はどうしても空気が滞りがちになります。カビやダニが発生すると服が傷んでしまうので、換気扇や小窓を設置してクローゼット内の換気性を高めましょう。

エコカラットなどの調湿機能がある壁紙を採用する方も多いですが、どちらにせよ入居後に変更するのは難しい場所なので、設計時にきちんと検討しておきたいですね。

 

本当にファミリークローゼットが必要か考える

子どもが成長してプライバシーを気にするようになったり、生活時間帯が家族でバラバラだったりするなど、家族のライフスタイルによっては各個室にクローゼットを設ける方が適している場合もあります。

将来の部屋の使い方なども考慮して、本当に必要かどうかを事前にしっかりと話し合うことをおすすめします。

 

ファミリークローゼットのあるおしゃれな家を建てるなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、ファミリークローゼットのメリット・デメリットや間取り事例、設計時のポイントを紹介してきました。

ファミリークローゼットは洗濯の負担を減らして家全体をスッキリと保ってくれる非常に魅力的な空間ですが、動線の確保・湿気対策・将来の変化を見据えた設計など、検討すべきポイントもたくさんあります。

デザイン性と実用性を両立したマイホームを実現したいなら、ぜひグランハウスにご相談ください。

グランハウスは、岐阜・愛知・三重・大阪で注文住宅を手がける設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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