土地探し
注文住宅を建てるときのスケジュールは?引き渡しまでの流れも
公開:2026.03.27
・注文住宅を建てるまでのスケジュールは?
・注文住宅はどれくらいの期間で建つの?
このような疑問を抱える人は多いでしょう。
この記事では、注文住宅を建てる際のスケジュールを徹底解説します。あわせて、注文住宅の完成までの期間を短縮するコツもご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
全体のスケジュール
注文住宅の家づくりは、思い立ってすぐに完成するものではありません。
以下のように、事前準備から引き渡しまで1年〜1年半ほどかかるのが一般的です。

ここからは、家づくり全体の流れを5つのステップに分けて、期間の目安とあわせてご紹介します。
【1~3ヵ月】事前準備
1〜3ヶ月目は、まず事前準備をしましょう。ここでは、情報収集・資金計画など、事前準備のポイントを紹介します。
情報収集
まずは情報を集めましょう。「どんな家に住みたいか?」というイメージを具体化することが、この段階の1番の目的です。
たとえば、
- 住宅展示場に足を運んで実際の家を見てみる
- 友人・知人の家づくり体験談を聞く
- 住宅雑誌やウェブサイトで間取りやデザインをチェック
- 施工会社(ハウスメーカー・工務店)の特徴を比較する
などをしてみると良いでしょう。
この段階では、まだ即決する必要はありません。
後の打ち合わせや土地選びでブレずに判断するために「こんな暮らしがしたい」「ここは譲れない」などの希望条件を、ある程度整理してみてください。
資金計画
家づくりでいちばん不安を感じる方が多いのが、お金のこと。だからこそ、最初に資金計画を立てて「どれくらい借りられるのか」「どれくらい支払えるのか」を明確にしておくことが重要です。
この段階では、以下の内容をまとめておきましょう。
- 総予算(建物+土地+諸費用すべて)
- 自己資金(貯金からどれくらい使えるか)
- 借入可能額(住宅ローンの目安)
- 毎月の返済額の目安
- 補助金・税制優遇の活用
銀行や住宅ローンの担当者と早めに相談しておくと「現実的な予算」が見えてきます。また、住宅ローンは審査や手続きに時間がかかる場合があるため、最初の段階で相談しておくのがおすすめです。
予算をしっかり把握しておくと、土地選びや設備のグレード選択もブレずに進められますよ。
【3~6ヵ月】土地選び・施工会社選定
家づくりの中でも特に大きな分岐点となるのが「土地選び」と「施工会社選定」です。
どちらも今後のプランや予算に大きく影響するため、慎重に進めることが大切です。ここでは、土地選び・施工会社選定のポイントを解説します。
土地選び・土地売買契約
土地選びは、建てる家の価値を左右する重要なステップです。
「駅からの距離」「通勤・通学の利便性」「周囲の環境」「日当たり」など、生活の快適さに関わる条件をしっかり確認しましょう。土地によっては建築規制や道路との関係で思った家が建てられない場合もあるので、専門家の意見を聞きながら検討するのが安心です。
土地を見つけたら、不動産会社と価格や契約条件を調整し、売買契約を結びます。
契約前には以下の点を確認することが大切です。
- 地盤の状態(地盤改良が必要かどうか)
- 法令制限(建築可能な面積や高さ制限など)
- 周辺の生活環境(騒音、日照、災害リスク)
後から「こんなはずじゃなかった」という失敗を防ぐことができるよう、忘れず確認しましょう。
施工会社・ハウスメーカーを選ぶ
土地と同じくらい重要なのが「どこに建ててもらうか」です。
施工会社を選ぶ際のポイントは、次の通りです。
- 施工事例
- 見積もり
- 担当者との相性
各社、モデルハウス見学・資料請求・オンライン相談などたくさんの媒体から情報提供を行っています。施工事例を通して、好みに合う工務店を探すことができると良いですね。
なお、ハウスメーカーや工務店の比較時は、同じ条件の家でも会社によって「標準仕様」の内容が違うなどの要因から金額が大きくズレやすいです。
大きなお買い物ですので、複数社で相見積もりをとるなどして、価格面でも慎重に比較を進めていきましょう。
【2~6ヵ月】プランニング
土地が決まり、施工会社の目星がついたら、いよいよプランニング(家の設計)に入ります。
この期間は「どんな家を建てるか」を具体的に決めていく大事なステップです。ここからは、プランニングの段階で行うことを詳しくお話しします。
プラン設計
プラン設計とは、「どんな間取りにするか」「どんな設備を入れるか」を決めていくことです。家族のライフスタイルや希望を元に、設計担当者が図面を作成してくれます。
プラン設計時には以下のようなことを詰めていくので、理想の生活シーンを伝えてみてください。
- 部屋の数や配置(例:リビングを広く、子ども部屋を2つ)
- キッチンやお風呂などの設備仕様
- 外観デザイン
- 収納スペースの位置や大きさ
この段階では、希望を伝えては図面を修正してもらうというプロセスが何度も繰り返されます。理想を叶えるためにも、遠慮せずに要望を伝えてみましょう。
打合せ
プラン設計と同時に、打ち合わせも進めていきます。打合せでは図面上の話だけでなく、以下のような内容を詰めていきます。
- 間取りや設備の詳細
- 予算とのバランス(必要ならグレードや仕様の調整)
- 建築に関する疑問点の解消
- 工事スケジュールの確認
打合せを重ねることで、プランがより具体的になり、最終的な見積もり金額が固まっていきます。不明点や心配事は、その場でしっかり質問しておきましょう。
契約
設計と打合せがまとまったら、建築請負契約を結びます。
契約書に記載されている内容は、以下のようなものです。
- 建物の仕様や設計図面
- 工事費用と支払い方法
- 工事の開始・完了予定日
- 施工会社の保証内容
契約後は見積もりどおりに進めるための準備が本格化します。また、このタイミングで住宅ローンの本申込みを進めるケースが一般的です。
契約前に不明な点は必ず確認し、安心して契約に進みましょう。
【3~6ヵ月】着工
契約が完了したら「着工」に進みます。ここからは、着工段階で行うことを紹介します。
各種検査
工事が始まる前に、まずは各種検査を行います。
主な検査・確認は次のとおりです。
- 地盤調査(傾斜や強さのチェック)
- 近隣へのあいさつ・工事日の共有
- 工事に必要な許可の確認
特に重要なのが「地盤調査」で、家を支える地盤がしっかりしているかを専門の機械で調べます。調査の結果、地盤が弱いと判断された場合は、家を安全に建てるための地盤改良工事が必要になることもあります。
着工
「着工」とは文字どおり、工事を正式にスタートさせることです。
施工会社や職人さんが現場に入り、工事現場の準備を進めていきます。開始日には「地鎮祭」という儀式を通して家づくりの安全を祈願することが多いです。
そのほか、着工時には以下のようなことを行います。
- 工事用の仮設フェンスの設置
- 重機や資材の搬入
- 地盤の最終確認とマーキング
騒音や車両の出入りが増えるので、近隣への配慮や日程の確認は忘れずに行いましょう。
建築工事
着工が済んだら、いよいよ建築工事の本番がスタートします。
工事は大きく分けて以下のような流れで進みます。
①基礎工事
家の土台となる部分を作ります。コンクリートでしっかり固め、家を支える基礎がつくられます。
②構造躯体工事
木材や鉄骨で骨組みを立てます。家の形が少しずつ見えてくる段階です。
③屋根・外壁工事
骨組みを覆い、外から見える部分を完成させていきます。
④内装工事
壁や床、設備機器などが入り、子ども部屋やキッチンなど各部屋の形が整っていきます。
工事期間中は、担当者からの進捗連絡やタイミングに応じた現場立ち合いが発生することもあります。
安全第一で進められているか、希望どおりの仕上がりになっているかを確認しましょう。
【約1ヵ月】引き渡し
建築工事がすべて終わると、家を引き渡す、最終段階に入ります。
引き渡し時には、新しい家での生活をスタートさせるための最終チェックと準備をしましょう。
①最終チェック(完成検査)
工事が完了したら、まずは担当者と一緒に家全体の仕上がりをチェックします。
これは「完成検査」と呼ばれるもので、図面どおりに仕上がっているか・傷や不具合はないかを確認する大切な時間です。
チェックするポイントの一例です。
- ドアや窓の開閉がスムーズか
- 壁・床にキズや色ムラがないか
- 設備(キッチン・お風呂・トイレなど)が正常に動くか
- コンセントや照明の位置・数が希望どおりか
気になる点があれば、担当者にその場ですぐ伝えましょう。細かい修正や手直しは、この引き渡し前に対応してもらうことができます。
②引き渡し・鍵の受け取り
完成検査でも問題がなければ、いよいよ引き渡しです。
引き渡しの日には、正式に鍵が手渡されます。鍵を受け取ると、あなたの家としての暮らしがスタートします。
引き渡し当日に行うことは次のとおりです。
- 鍵の受け取り
- 設備(給湯器・エアコンなど)の使い方説明
- 保証書や書類の受け取り
- 最終的な費用の精算
担当者が設備の使い方や注意点を丁寧に教えてくれるので、不安な点はこのタイミングで聞いておくと安心です。
③各種手続きと引っ越し準備
引き渡しが終わってからも、いくつかやることがあります。引っ越しの日程を決めたり、郵便・電気・ガス・水道の手続きを進めたりしましょう。
引き渡し後に必要なことは次のとおりです。
- 転入届・住所変更の届け出
- 各種ライフラインの開始連絡
- 引っ越し・荷物の搬入
新居での生活がスムーズになるよう、余裕をもって準備しておくのがおすすめです。
注文住宅の完成までの期間を短縮するコツ
注文住宅は、打合せ・設計・工事とさまざまなプロセスを経て完成します。ただし、ちょっとした工夫をするだけで期間を短く、スムーズに進めることができます。
ここでは、注文住宅の完成までの期間を短縮する5つのコツをわかりやすく解説します。
ゴールを決め、逆算して計画を立てる
まずは「いつまでに完成させたいか」というゴールを決めましょう。
たとえば「子どもの入学までに」「転勤前に」など、明確な日程を決めることで、各工程の逆算ができます。
目標がないと、打合せや検討が長引きやすく、結果として全体の工期が長くなってしまうことがあります。
ゴールを決めてから逆算スケジュールを立てることで、優先順位が見え、無駄な時間を減らすことができます。
家族の希望を整理し、優先順位を決めておく
全体の希望がバラバラな状態で施工会社に行くと、プラン設計が長引いてしまう可能性が高いです。
また、家族の中で優先順位が明確になっていないと「希望を全部盛り込んだら、予算を大きくオーバーしてしまった」などのリスクもあるので注意が必要です。
そのため、施工会社を選ぶ前に、家族の優先順位を整理しておきましょう。
住宅ローンの仮審査は早めに受ける
住宅ローンの仮審査は、1ヶ月ほどかかるパターンもありますので、早めに受けておきましょう。「施工会社を選ぶ段階で仮審査を受けておく」程度のスピード感で行動することをおすすめします。
仮審査後は予算の目安が立ちやすいので、土地探しや設備選びの判断がスピーディーになりますよ。
打合せできる日数を考えておく
注文住宅は、ご自身のライフスタイルや人生設計に合わせてオーダーメイドで施工するので、全体で10回ほど打ち合わせをする必要があります。
これを後回しにすると着工までの期間がどんどん先延ばしになってしまうことも。
計画段階で「週に何日・何時間くらいなら打合せができるか」を家族で共有したり計画したりすれば、全体の工期短縮につながりますよ。
担当者との相性を見極める
オーダーメイド性の高い注文住宅だからこそ、担当者との相性はとても大切です。
相性の合う担当者なら、スムーズに希望を理解し、迅速で的確な提案や対応をしてくれるでしょう。
反対に意思疎通がうまくいかない担当者だと、確認や修正に時間がかかり、スケジュールが伸びてしまう原因になることもあります。
1年以上の付き合いになるので、初回の相談や打合せを通して、信頼できるか?相性が良いか?などを慎重に見極められると良いですね。
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ここまで、注文住宅の全体スケジュールと、各ステップでやるべきことを解説してきました。
事前準備から土地選び、プランニング、着工、引き渡しまで、家づくりは段階ごとに判断が必要で、早めの準備と正しい進め方が成功のカギになります。
しかし「初めてのことで、どのくらい固まったら相談すれば良いのか悩んでしまう」という方も多いでしょう。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
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