こんにちは!
設計・インテリア担当の大橋三記央です。
私の建築探訪も第3弾となりました!
今回は、今年4月に開館したばかりの
「豊田市博物館」を見学してきました。
設計は、坂茂(ばん しげる)氏。
「紙管」を使った建築が特徴で、
国内外の被災地支援にも力を入れている建築家です。
「紙管」とは、分かりやすく例えると
トイレットペーパーの芯のようなもの。
使い終えたら紙として再生できるので、
とてもエコフレンドリーな建材ですね。
さっそく「紙管」を発見!
内装に使われていました!
個人的には、木材を紙管に合わせて
加工してあるのが驚きでした……!
(マニアックですみません)
この「豊田市博物館」は、
谷口吉生氏が設計した
「豊田市美術館(1995年竣工)」の隣に
建てられています。
坂氏は、新しく博物館を設計するにあたって、
既に建っている美術館をリスペクトし、
建物の配置やプロポーションを決めたそうです。
お家づくりも、その土地に合わせて作ること、
そして周りの環境へのリスペクトが大切ですね。
間取りや動線といった家の中のことだけでなく、
もっと広い視野を持たなくてはと思いました。
ちなみに、ご紹介した「紙管」は
博物館内のカフェにふんだんに使われています。
気になる方は、ぜひ訪れてみてください!
大橋 三記央