間取り・実例

おしゃれな注文住宅の内装実例10選|注文住宅の内装の決め方や内装をおしゃれにしあげるポイントも解説!

公開:2025.11.19

注文住宅を作る際に重要な内装。
自分好みでおしゃれな内装を実現したいと考えている方は多いのではないでしょうか?

おしゃれな内装を実現するには、より多くの実例を参考にしながらイメージを膨らませていくことが重要です。

この記事では、おしゃれな注文住宅の内装実例を10選ご紹介します!
あわせて、注文住宅の内装の決め方やポイントも徹底解説!ぜひ参考にしてみてくださいね。

注文住宅の内装の決め方

注文住宅の内装をおしゃれに仕上げるには、まず「自分の好きなテイスト」を知ることが大切です。
そのうえで、色や素材・設備や家具を組み合わせていくと、統一感のある心地よい空間に仕上がります。

ここではその流れを分かりやすく解説します。

実例を参考に全体のテイストを決める

内装デザインを考える最初のステップは、北欧風・ナチュラル・モダン・インダストリアルなど、さまざまなジャンルがある中で「自分の好きなテイストを知ること」です。

ハウスメーカーのWebサイトや住宅系のSNS・住まいの比較サイト・雑誌などで実例をたくさん見ていくうちに、自分の「好きな雰囲気」が自然と浮かび上がってきますよ。

テイストの方向性が明確になれば、間取りや素材選びも自然と統一感が出てきます。
はじめにたくさんの実例を見ておきましょう。

色・配色・素材を決める

内装のテイストが固まったら、次は色や素材を選んでいきます。
最初に空間全体の「テーマカラー」を1〜3色程度に絞るのがおすすめです。
色を使いすぎるとまとまりがなくなるため、ベースカラー・アクセントカラーなど役割を分けて考えるとよいでしょう。

また、使用する素材の質感や色味は実物のサンプルやショールームで確認することが大切です。
たとえば木材のフローリングひとつとっても、木目の方向・節の有無・色の濃淡で印象が大きく変わります。
カタログだけでは判断が難しいため、なるべく実際の空間でどう見えるかを確認しましょう。

壁・床・天井といった面積の大きい部分を先に決め、そのトーンに合わせてインテリアや建具を選ぶと、自然と統一感のある仕上がりになります。

設備や家具などを決める

注文住宅の内装において、設備や家具は単なる「機能的なもの」ではなく、デザインの一部として捉えることが重要です。
空間全体のテイストが整っていても、設備や家具がチグハグだとバランスの悪い印象になってしまいます。

基本的には、床や壁・天井・建具などの主要な要素を先に決めてから、それに合うように設備や家具を選ぶのがベスト。
キッチンの扉・洗面台・照明器具などのディテールも、空間の雰囲気に溶け込むよう意識しましょう。

細部にこだわりたい場合は、逆に設備や家具を主役にし、そこに合わせて内装を整えるのも一つの方法です。
どちらの場合でも、全体の調和を意識することが内装をおしゃれに仕上げる鍵となります。

おしゃれな注文住宅の内装実例10選

ここからは実際の注文住宅の内装写真をもとに、おしゃれな空間づくりの参考になる事例をご紹介します。

1.白をベースとした静けさと落ち着きを合わせ持つ室内

この建築事例は、白を基調にした明るく落ち着いた北欧風の空間

壁や天井に広がる白が光を反射し、室内全体をやさしく包み込みます。
リビングにはシンプルなグレーソファを置き、木のテーブルや階段のナチュラルな色合いがアクセントに。
テレビ背面の大判タイルが空間に奥行きを与え、清潔感と洗練さを兼ね備えた上質な住まいを実現しています。

2.木目と黒の組み合わせで引き締まりを持たせた室内

この建築事例では、木の温かみと黒のアクセントを組み合わせたナチュラルなデザインが特徴です。

明るい木目の床と家具に、黒のアイランドキッチンや階段のフレームを取り入れることで、空間にメリハリと落ち着きをプラス。
ナチュラルさの中にスタイリッシュさが加わり、カフェのように居心地のよい大人の雰囲気を演出しています。

3.大きな窓と土間の融合で空間に広がりを

この建築事例では、大きな窓と土間が融合した開放感あふれるモダンなデザインが特徴です。

窓の外に広がる景色を取り込み、屋内外の境界がゆるやかにつながる心地よさを実現。
土間部分は観葉植物を置いたり、ゆったりと椅子を置いて寛ぎの場にしたりと、多彩な使い方が可能です。
自然を近くに感じながら、伸びやかな暮らしを楽しめる住まいです。

4.木目の温かさを感じるナチュラルテイストの住まい

この建築事例では、木目と梁のアクセントが特徴です。

床に広がる木の温かみと、天井に渡された二本の梁がナチュラルな雰囲気を演出。
大きな窓から入る自然光が室内を明るく照らし、やさしく心地よい暮らしを支えます。
ダイニングやキッチンを含めた一体感のある空間は、家族の会話や団らんを自然に生み出す設計です。

5.ダークグレーが主役のレストランのようなキッチン

この建築事例では、ダークグレーを基調とした、モダンで重厚感の感じられるデザインが特徴です。

石目調のアイランドキッチンが空間の主役となり、まるで高級レストランのような雰囲気が漂います。
間接照明やペンダントライトの光がグレーの質感を引き立て、落ち着いた大人の空間に。
料理や食事の時間が特別なひとときに変わる、上質なキッチンデザインです。

6.家族が集まる可愛らしい木目調の室内

この建築事例では、やわらかな木目と勾配天井の梁が特徴です。

ナチュラルなフローリングと天井の木組みが、あたたかく可愛らしい雰囲気をつくり出しています。
大きな窓から自然光がたっぷり差し込み、明るく開放感のある空間に。
ダイニングやキッチンを中心に家族が自然と集まり、団らんを楽しめる居心地のよい住まいです。

7.幅の広い土間で室内に遊び心を

この建築事例では、リビングと一体になったナチュラルモダンなデザインが特徴です。

土間とフローリングの段差を利用した設計が、空間に立体感と遊び心を与えています。
薪ストーブや観葉植物、アートを自由に配置でき、ライフスタイルに合わせて多彩に活用可能。
趣味や子どもの遊び場としても機能し、家全体を楽しく快適にする空間デザインとなっています。

8.木目×グレータイルの組み合わせでおしゃれ度アップ

この建築事例では、木目とグレータイルを活用した、インダストリアル調のデザインが特徴です。

天井や床の木材のあたたかみと、テレビ背面のグレーのタイルが対比し、空間に奥行きと洗練を与えています。
異素材を組み合わせることで、メリハリを生み出し、インテリアが一層引き立つ住まいとなっています。

9.隠れ家のようなヌックはこのお部屋の主役

この建築事例は、壁に設けられたヌックが特徴の、ナチュラルなデザインです。

コンパクトながらも落ち着いたスペースは、読書や昼寝などのひとときに最適。
小さな窓からの光が心地よさを引き立て、まるで隠れ家のような安心感を与えてくれます。
ダイニングやキッチンと一体になった空間の中で、家族にとって特別な居場所となるデザインです。

10.小上がりの畳が存在感を放つ室内

この建築事例の特徴は、小上がりの畳スペースが印象的な、インダストリアル調のデザインです。

リビングの中心に設けられた畳は、和の趣を取り入れながら立体感をもたらし、空間のアクセントに。
床下収納としての機能性も備え、休憩や子どもの遊び場・来客時の簡易な客間など多彩に活用できます。
現代的なデザインと日本らしさが融合した、存在感ある住まいです。

注文住宅の内装をおしゃれに仕上げるポイント

注文住宅の内装を理想通りに仕上げるには、好みの素材や色を選ぶだけではなく、色数のバランスや素材の質感・光の当たり方などを合わせて意識する必要があります。

ここからは、内装をおしゃれに仕上げる具体的なポイントをご紹介します。

カラーは1~3色以内にまとめる

内装をおしゃれに見せるコツは、色を使いすぎないことです。
1つの空間で多くの色を取り入れるとまとまりがなく見えてしまいます。

ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色程度に抑えることで、自然と統一感が生まれ、洗練された印象に仕上がります。
特に壁や床など面積の大きい部分の色が空間全体の雰囲気を決定づけるため、最初はそこから決めていきましょう。

素材は実物のサンプルを見る

壁紙や床材を選ぶ際には、必ず実物のカットサンプルを手に取って確認することが大切です。

カタログや画面上の写真では質感や微妙な色味が伝わりにくいため、実際の素材に触れてイメージを具体化させましょう。
サンプルは実際の設置場所を想定しながら照明の下で確認すると、より完成後のイメージに近づけます。

素材による印象の違いや面積効果を把握する

素材選びでは「面積効果」に注意が必要です。

小さなサンプルで見た色は実際に広い面積に使うと、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます
このギャップを避けるため、モデルハウスや展示会で実際の空間に施工された状態を体感しておくと安心です。

照明の色温度や自然光による見え方の違いを意識する

内装の見え方は、照明や自然光の影響を大きく受けます

例えば同じ壁紙でも、電球色ではあたたかみのある雰囲気に、昼白色ではすっきりとした印象になります。
自然光の場合も、時間帯や方角で見え方が変化するため注意が必要です。

調光機能付きの照明を採用すれば、シーンや気分に合わせて多彩な雰囲気を楽しめます。

トータルコーディネートする

内装をおしゃれに仕上げるために欠かせないのが、全体のトータルコーディネートです。

壁・床・天井だけでなく、家具や設備まで含めて一貫性のあるデザインを意識すると、まとまりのある上質な空間に仕上がります。
部屋ごとにテイストを変えることもできますが、ベースとなる方向性を1つ持っておくと家全体に統一感が生まれ、おしゃれな印象を演出できます。

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グランハウス

おしゃれな内装の注文住宅を実現するには、見た目の美しさだけでなく、暮らしやすさや快適性を両立させる設計力が欠かせません。
配色や素材選び・照明計画・家具や設備の配置まで、多角的な視点からトータルでコーディネートすることが大切です。

グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。