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可児市の注文住宅の費用相場|岐阜県の土地の地域別相場や建築実例も
公開:2025.12.03
注文住宅を建てたいけれど
「どの地域で家を建てるべきかわからない」
「可児市の費用相場を知りたい」
など、お悩みになる方も多いでしょう。
この記事では、可児市エリアの土地相場や岐阜県の各地域との比較、可児市の建築実例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
可児市エリアの特徴

岐阜県中南部に位置する可児市は、名古屋市や岐阜市から30km圏内にあり、両都市のベッドタウンとして発展しています。
交通アクセスが便利な一方で、市の北端を流れる木曽川や中央の可児川に囲まれた豊かな自然環境が魅力です。
特に、世界最大級の「ぎふワールド・ローズガーデン」は、可児市のシンボル的な存在となっています。
また、明智光秀や森蘭丸ゆかりの城跡が残るなど、歴史的な魅力も。
さらに、製造業が盛んなことから外国籍市民が多く、多文化共生社会が形成されている点も可児市独自の大きな特徴です。
都市の利便性と、豊かな自然・歴史・国際色が調和した、魅力的な住環境が整っているまちといえます。
可児市の土地相場
可児市の土地相場は、時期や調査機関によって変動しますが、新可児駅・可児駅周辺など中心市街地の平均坪単価はおおよそ11万円〜13万円台。
エリアごとに価格差があり、新可児駅・可児駅周辺・広見・下恵土といった中心市街地に近い地域は、生活利便性が高いため坪単価も比較的高めです。
一方で、郊外の住宅団地や丘陵地に広がる地域は相場が落ち着いており、広めの土地を確保しやすい傾向にあります。
全体としては、名古屋や岐阜へのアクセスの良さや駅からの距離が土地価格に大きく影響します。
注文住宅を検討する際は、駅からの距離や用途地域、土地の形状や接道状況といった個別条件を踏まえて相場を確認することが大切です。
岐阜県の土地の地域別相場
| 地域 | 平均土地価格(万円/㎡) |
|---|---|
| 岐阜市 | 70,600 |
| 大垣市 | 46,300 |
| 各務原市 | 30,500 |
| 多治見市 | 36,200 |
| 関市 | 18,900 |
| 中津川市 | 15,400 |
| 美濃加茂市 | 32,800 |
| 土岐市 | 25,700 |
| 瑞穂市 | 27,100 |
| 羽島市 | 23,400 |
| 可児市 | 23,500 |
| 本巣市 | 18,500 |
| 恵那市 | 21,000 |
| 郡上市 | 15,200 |
| 高山市 | 27,600 |
| 飛騨市 | 19,300 |
| 下呂市 | 10,800 |
| 海津市 | 15,600 |
| 山県市 | 16,300 |
| 美濃市 | 14,900 |
| 瑞浪市 | 25,400 |
参考:岐阜県 令和7年地価調査 「市町村別用途別平均価格・平均変動率」
岐阜県内の住宅地の平均土地価格を見ると、岐阜市(70,600円/㎡)・大垣市(46,300円/㎡)・多治見市(36,200円/㎡)など都市部が高めで、商業や交通の利便性が価格に反映されています。
一方で、中津川市(15,400円/㎡)・美濃市(14,900円/㎡)・下呂市(10,800円/㎡)など山間部では低めの水準です。また、可児市や瑞穂市など通勤圏の市は、2万円台と中間的な価格帯です。
地域の利便性や人口動態に応じて価格差が生じています。
岐阜県で、予算内で注文住宅を建てるポイント

岐阜県で、予算内で注文住宅を建てるポイントを4つご紹介します。
土地選びは柔軟にする
1つめは、土地選びは柔軟にすることです。
可児市の土地相場は住宅地で1㎡あたり約23,500円と地域によって差があります。利便性だけにこだわらず、周辺エリアも視野に入れることで費用を抑えられます。
少し郊外を選べば、広い土地を確保しながら建築費に予算を回すことができ、結果として理想の間取りやデザインを実現しやすくなりますよ。
建築条件付き土地を活用する
2つめは、建築条件付き土地を活用することです。
可児市では条件付き土地も多く、指定の施工会社で建てる代わりに土地価格が抑えられるケースがあります。費用面での負担が軽減されるうえ、あらかじめ設計プランが用意されているため、手続きや計画の手間も少なくなります。
自由度は制限されますが、コスト重視で注文住宅を検討する方にとっては、効率的な選択肢です。
施工会社を複数社比較する
3つめは、施工会社を複数社比較することです。
注文住宅は同じ仕様でも施工会社によって価格やサービスが異なります。複数社の見積もりを取ることで、適正価格がわかり、コスト削減や仕様の調整もしやすくなります。
相性の良い会社を選ぶことで、予算内で満足度の高い家づくりが可能です。
シンプルな設計にする
4つめは、シンプルな設計にすることです。
間取りや外観のデザインを複雑にすると、建築コストが増えやすくなります。限られた予算内で収めるためには、動線を意識したシンプルな間取りや、装飾を抑えた設計が効果的です。
必要な機能を優先して無駄を省けば、建築費用を抑えながら住みやすさを確保できます。
結果的に、将来的なリフォームやメンテナンス費用の軽減にもつながる点も、大きなメリットです。
岐阜県可児市の建築実例

建築費は2,000万円台で、延床面積33.31坪・3LDKの平屋。坪単価にすると約65万円前後で、地域の相場から見てもコストパフォーマンスの高い住まいです。
外観はグレーの壁に直線的なフォルムを採用し、装飾を最小限に抑えたシンプルで洗練された印象が特徴。余計な凹凸をなくすことでコストを抑えつつ、可児市の街並みにも調和する落ち着いたデザインに仕上がっています。
可児市で注文住宅を建てるなら、グランハウスにご相談ください!

今回は、可児市の注文住宅の費用相場についてご紹介しました。
可児市は岐阜県の中でも中間的な価格帯で、都市の利便性・豊かな自然・歴史・国際色が調和した魅力的な街です。
もし注文住宅の購入をご検討であれば、グランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。