基礎知識・考え方

岐阜市の人気エリア5つを徹底解説|基本情報や岐阜市が住みやすい理由・デメリットも

公開:2025.11.25

「引越しを考えているけれど、岐阜市内はどのエリアが人気なの?」
「岐阜市内の街の様子を知りたい」

このような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、岐阜市の人気エリア5つの特徴を徹底解説
岐阜市の基本情報や岐阜市が住みやすい4つの理由、岐阜市に住むデメリットも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

岐阜市エリアの基本情報

岐阜市は生活のインフラが整っており、医療機関・商業施設・教育機関が各所にあります。
とくに岐阜駅周辺は再開発が進んでおり、利便性が高まっています。

ここからは、岐阜市エリアの基本情報について、下記で詳しく解説していきましょう。

岐阜市エリアの特徴

岐阜市エリアの特徴を表にまとめてみました。

項目 内容
地理的特徴

・岐阜市は、岐阜県の中央部に位置し、木曽川の南岸に広がる都市
・市の北側には山地が連なり、南側には平野が広がっています
・市の中心部は木曽川沿いに位置し、自然と都市が調和した風景が特徴です
・地形は比較的平坦で、交通の便も良好です

気候

・夏は高温多湿で、平均気温は30℃を超えることもあります
・冬は寒さが厳しく、積雪もみられます

歴史

・歴史的な建造物や史跡が多く、岐阜城や鵜飼などが観光名所です
・伝統工芸品や祭りも盛んで、地域の文化が色濃く息づいています

交通

・交通の要衝であり、JR東海道本線や高山本線が通っています
・名古屋市や東京方面へのアクセスも良好
・市内にはバス路線も充実しており、公共交通機関を利用した移動が便利です

生活インフラ 教育機関・医療機関・商業施設などの生活インフラが整っています

岐阜市の5つの人気エリア

「岐阜市に住もうと思っているけど、具体的にどのエリアが住みやすいの?」と悩んでしまう方も多いようです。
ここでは、5つの人気エリアの特徴を表にまとめてみました。

エリア 特徴 交通アクセス
北西エリア ・岐阜大学・岐阜薬科大学が立地している
・ハイキングコースがある御望山があり、自然が豊か
・2024年度には東海環状自動車道の岐阜ICが開通している
・コミュニティバスが運行している
北東エリア

・子育て世帯にも適した閑静な住宅地が点在している
・長良川や百々ヶ峰などの自然に囲まれ、静かで落ち着いた住環境

コミュニティバスが広く走っている
・自家用車の場合は、国道256号線・94号線などの大きな道路も利用可能

中央エリア ・JR岐阜駅と名鉄岐阜駅がある
歴史スポットや商業施設が多くある
・JR東海道本線と名鉄名古屋本線が通っており、名古屋方面へアクセスがしやすい
南西エリア 図書館・美術館・科学館などがある
・大型商業施設があり、買い物がしやすい
・JR東海道本線の西岐阜駅と名鉄竹鼻線の柳津駅が利用できる
南東エリア 治安は比較的良好
木曽川をはじめ自然や畑、田園も多くのどかな風景に囲まれている
・JR東海の東海道本線・高山本線、名鉄(名古屋鉄道)の名古屋本線が利用でき、公共交通機関の便が良好

【北西エリア】学生に人気

北西エリアは岐阜大学や岐阜薬科大学が立地する場所で、学生に人気です。
御望山のハイキングコースなどがあり、自然環境が豊かなのも特徴。

またコミュニティバスが運行しており、東海環状自動車道の岐阜ICが開通しているため、利便性が高いです。

ほかにも、自然に囲まれた静かな住宅地が多く、ファミリー層にも人気
商業施設や公共施設も設備されており、生活しやすい環境です。

【北東エリア】のびのびと子育てができる

北東エリアは、市域の北側約2/3を占める自然豊かな地域です。
自然に恵まれ、ファミリー向けのスポットや高速道路へのアクセスが良いのも魅力的。

自然を生かした施設が豊富で、岐阜ファミリーパーク・岐阜市畜産センター公園・ながら川ふれあいセンターなど、家族で楽しめるスポットが多いです。

比較的広めの土地を手に入れやすい地区もあるため、自然の中でゆったりと暮らしたい方や、子育て世帯に魅力的なエリアと言えます。

【中央エリア】交通の利便性が良い

中央エリアは、都市機能・歴史・文化、そして豊かな自然が高度に融合した市の核となるエリアです。

JR東海道本線と名鉄名古屋本線が通り、特に名古屋駅までは乗り換えなしで約20分とアクセスが非常に良好
駅前には大きなバスターミナルがあり、市内各地への移動もスムーズです。

また、市の中央にそびえる金華山とその山頂にある岐阜城も見ることができますよ。

【南西エリア】自分らしい生活が実現できる

南西エリアは、交通の利便性・文化・芸術施設・豊かな自然環境がバランス良く整った子育て世帯のおすすめのエリアです。

市内最大の蔵書数である岐阜県立図書館や、美術館、科学館などの文化・芸術施設がまとまって立地しており、休日の余暇を満喫しやすい環境

また、柳津駅周辺には大型の商業施設が2店舗あり、お買い物スポットが充実しています。

【南東エリア】歴史が息づ歴史が息づく住環境

南東エリアは、伝統文化が色濃く残る、落ち着いた住環境が魅力のエリアです。

各務原市方面へのアクセスが良く、各務原方面へ通勤・通学する方には無理なく通える距離なのも魅力的。

300年以上の歴史を持つ岐阜県重要無形民俗文化財の「手力の火祭」が、南端にある手力雄神社で毎年4月に開催されます。
伝統的な賑わいを体験できるのが魅力です。

岐阜市が住みやすい4つの理由

岐阜市は、豊かな自然と都市の利便性がバランスよく調和しており、生活しやすい街です。
ここからは、岐阜市が住みやすい4つの理由を解説します。

名古屋市に近く通勤通学が便利

岐阜市は愛知県の県境に近く、名古屋市へのアクセスが非常に良好です。
JR東海道本線の新快速を利用すれば、岐阜駅から名古屋駅まで乗り換えなしで約20分で到着します。

このアクセスの良さから、岐阜市は名古屋のベッドタウンとしても人気があり、名古屋市内へ通勤・通学する人にとって大変便利です。

また、名鉄岐阜駅が始発駅であるため、朝の通勤時間帯でも座って移動できるチャンスがあるのも大きなメリットです。
市内には路線バスやコミュニティバスも充実しているので、マイカーがない方も安心ですよ。

自然が豊か

岐阜県全体が緑豊かな地域ですが、もちろん岐阜市内も例外ではありません。
市域の60%以上が森林であるため、街のすぐ近くで山・川・森といった自然を常に感じられます

郊外には岐阜ファミリーパークや岐阜市畜産センター公園など、自然を生かした大型の公園やレジャー施設も。
バーベキュー場やキャンプ場も身近にあるため、気軽にアウトドアを楽しめ、リフレッシュできる環境できますよ。

名古屋市と比較すると家賃や物価が安い

岐阜市は近隣の主要都市である名古屋市と比較すると、家賃や物価が比較的安く、生活コストを抑えやすいです。

とくに広さや新しさを重視して物件を探している場合、名古屋市内よりも、条件が良く安価な住居が見つかりやすいです。
これは、若年層や子育て世帯にとって大きな魅力になりますね。

大きな公園が多い

「岐阜ファミリーパーク」や「ながら川ふれあいセンター」など、広々とした敷地で子どもたちがのびのびと遊べる大きな公園も多いです。

とくに南西エリアには岐阜市科学館・岐阜県美術館・岐阜県立図書館といった文化施設も集まっています。
これらの施設に隣接した公園なども含め、休日や余暇を豊かに過ごせるスポットが豊富です。

岐阜市は子育てがしやすい街

岐阜市は、豊かな自然環境と充実した行政支援が魅力の、子育て世代に優しい街です。
行政・学校・地域が一体となった独自の取り組みを展開し、子育てしやすい環境づくりに力を入れています。

ぎふし共育都市プロジェクト

岐阜市では、父親と母親が共に子育てを行う「共育」の実現のため、「ぎふし共育都市プロジェクト」を実施しています。

「育児や家事をやってみたいけれど、何から始めたらいいか分からない」そんなパパ・ママをサポートするため、さまざまな講座を開講しています。

子育て短期支援事業

保護者が疾病・出産・冠婚葬祭・育児疲れなどにより、子どもの養育が困難になる場合に利用できる支援です。

ショートステイ(宿泊)やトワイライトステイ(夜間)などを活用し、一時的に児童養護施設や乳児院・母子生活支援施設などで子どもを預かってもらえます。

予期せぬ事態や緊急時にも、子どもが安心して過ごせる場所が提供されるため、保護者にとって大きな安心材料となりますね。

地域子育て支援センター事業

地域の子育て中の親子が交流し、子育ての不安や悩みを相談できる身近な拠点です。

地域の保育園・幼稚園・コミュニティセンターなどに設置されており、親子で自由に集い、交流できる「ひろば」があります。

ほかにも、子育ての仕方を学んでいただける子育てセミナーなどを開催
孤立しがちな子育て中の保護者にとって、地域とのつながりを作る貴重な機会となっています。

岐阜市に住むデメリット

岐阜市は住みやすさに定評がありますが、生活環境や地理的な要因から、いくつか留意すべきデメリットも存在します。

夏と冬の寒暖差が激しい

岐阜市は盆地に位置するため、内陸性気候の特徴が強く現れ、夏と冬の寒暖差が激しい傾向にあります。

夏季は特に高温多湿となる傾向があり、「フェーン現象」や「ヒートアイランド現象」の影響で猛暑日が続くことも。
また、冬は比較的温暖で積雪は少ないものの、朝晩は冷え込みが厳しくなることがあります。

そのため、冷暖房による温度調節や熱中症対策は必須です。

車が必須

JR岐阜駅や名鉄岐阜駅周辺の中心エリアを除くと、市内では車がないと生活が不便になることが多いです。

中心部から離れた郊外や住宅地ではバス路線や本数が限られている地域があり、日常の買い物や通勤・通学において、移動手段として自家用車が欠かせません

郊外の大型商業施設や病院、ホームセンターなどは広大な駐車場を完備しており、車での利用が前提となっています。

空港がない

岐阜市や岐阜県内には、国際線や国内線が就航する主要な空港がありません

中部国際空港(愛知県)や小牧空港(愛知県)が最寄りの空港となります。
そのため、仕事などの関係で頻繁に遠方に行く方にとっては不便を感じることも多いかもしれません。

海がない

岐阜県は典型的な内陸県であるため、海がありません

海水浴・釣り・新鮮な海の幸といった海洋レジャーを楽しむためには、愛知県・三重県・福井県など、他県へ車で移動する必要があります。

清流・長良川などの川や山といった自然は豊かとはいえ、海辺の暮らしを望む方にとってはデメリットとなります。

岐阜市内で注文住宅をお考えなら、グランハウスにご相談ください!

グランハウス

この記事では、岐阜市の人気エリアを5つ解説しました。

岐阜市は自然豊かでありながら、ショッピングセンターや岐阜ファミリーパークやながら川ふれあいセンターなど、子どもたちがのびのびと遊べる施設も充実しています。

岐阜市で注文住宅を考えているなら、ぜひグランハウスにご相談ください。

グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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