土地探し

岐阜県の土地情報や土地価格の相場は?安い土地ランキングや今後の動向も

公開:2025.10.11

「岐阜県の土地価格や相場を知りたい」「岐阜市周辺で安い土地はどこ?」このような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか?

この記事では、岐阜県の土地価格や相場について徹底解説します!あわせて、岐阜市周辺の安い土地ランキングや、岐阜県に住むなら押さえておきたいポイントも紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね!

岐阜県の土地価格・相場

土地探しの参考とするためには、、地価公示・基準地価・取引実勢を総合的に把握することが重要です。岐阜県の土地価格や相場について、詳しくみていきましょう。

岐阜県の公示価格の動向

公示価格とは、国土交通省が毎年発表する土地の標準的な価格です。不動産の取引や税金の算定に利用され、土地の適正評価の基準となります。

岐阜県全体の2025年公示地価平均は、5万6,219円/m2(坪単価に換算すると約18.6万円/坪)で、前年比微増の+0.06%という安定した動きです。

用途別では、住宅地がやや下落傾向(約4万6,426円/m2)である一方、商業地や工業地は上昇しています。

参考:国土交通省「地価・不動産鑑定」岐阜県公式ホームページ「岐阜県の地価(令和7年地価公示)」 

岐阜県の基準地価の動向

基準地価とは、土地の適正な価値を示す指標です。基準地価は、地域ごとの土地の価格を把握するための情報です。また、土地取引や税金の算定にも利用されます。都市計画区域外も対象となるため、公示価格の補完的な役割を果たしているといえるでしょう。

岐阜県の2024年基準地価平均は、4万5,479円/m2(坪単価に換算すると約15.0万円/坪)で、前年比-0.41%の下落です。

用途別では、住宅地がやや下落、商業・工業地が上昇。県内では、白川村や高山市などの一部地域でも地価が上昇しています。

岐阜県の地価総平均

地価総平均とは、特定の地域内の全ての土地の価格を平均した値です。これにより、その地域全体の土地の価格を把握することができ、地価の変動やトレンドなど土地市場の動向を把握するための参考になります。

岐阜県の公示地価と基準地価を合わせた総合平均は、5万833円/m2(約16.8万円/坪)となっており、前年から-0.26%の微減となっています。

これは、住宅地がやや低調な一方で、商業・工業地が安定している全国的な傾向とも一致します。

岐阜市周辺|安い土地価格ランキング

平均価格が安い順に、順位・所在・平均価格(坪単価)・変動率を10位までのランキング形式でまとめました。

順位 所在 平均価格(坪単価) 変動率
1位 海津市 19,600円 -1.1%
2位 山県市 25,600円 -0.8%
3位 関市 27,900円 -0.6%
4位 本巣市 28,100円 -0.7%
5位 美濃市 28,800円 -0.5%
6位 瑞穂市 31,600円 -0.4%
7位 各務原市 33,400円 -0.3%
8位 羽島市 34,200円 -0.5%
9位 笠松町 38,000円 +0.1%
10位 岐南町 38,900円 +0.2%

参考:岐阜県ホームページ「令和7年地価公示の結果」

岐阜市周辺の土地価格を安い順に見ると、最も安いのは海津市で坪単価19,600円です。これは、岐阜市の坪単価が65,900円と比較すると、大幅に割安であることがわかります。

また、山県市や関市なども3万円以下で購入でき、自然環境が豊かで落ち着いた暮らしを希望する方に適しています。

一方、笠松町や岐南町は4万円近くとやや高めですが、岐阜市に隣接し交通の利便性が高いことから安定した需要があります。

岐阜市周辺の土地情報

続いては、岐阜市周辺についてご紹介します。

交通の便が良く自然豊か

岐阜市周辺は、都市機能と自然環境のバランスが取れたエリアとして注目されています。

岐阜市はJR東海道本線や名鉄名古屋本線などの鉄道アクセスが充実しており、名古屋まで電車で約20〜30分と通勤・通学にも便利。また、高速道路のインターチェンジも複数あり、車移動派にも快適な環境が整っています。

一方で市の北部や周辺市町村には、長良川や金華山などの自然が身近に広がっており、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。休日には、釣りやハイキングなどのアウトドアレジャーを楽しむこともできるでしょう。

市内中心部から少し離れると、比較的安価で広めの土地が見つけやすいので、子育て世帯や静かな暮らしを求める方に特におすすめです。

岐阜駅・西岐阜駅周辺は利便性が高い

特に岐阜駅と西岐阜駅周辺は、生活の利便性と将来性を兼ね備えた魅力的なエリアです。

岐阜駅周辺は商業施設・飲食店・医療機関が集まっているので、日常生活のほとんどを徒歩や自転車圏内で完結できます。

もう1つ、岐阜駅と並ぶ利便性の高さで住宅地として人気の高いのが、西岐阜駅周辺です。

名古屋方面への通勤アクセスも良好で、駅近物件は資産価値が安定しやすい傾向があります。特に、西岐阜駅から南方に位置する薮田周辺は岐阜県庁があるため治安も良く、今後の再開発やインフラ整備による価値向上も期待できます。

将来的な資産形成を目指す方にも適しているといえますね。

岐阜県に住むなら押さえておきたいポイント

岐阜県に住むなら押さえておきたいポイントを、大きく2つご紹介します。

車は必須

岐阜県に住むなら、車は必須です。岐阜市内や周辺地域は公共交通機関も整備されていますが、観光地や自然スポットへ行くなら車がないと不便です。

長良川や金華山などの美しい自然を楽しんだり、週末にアウトドアを楽しんだりするなどして岐阜での生活を充実させたいと考えている方には、自家用車の購入をおすすめします。

気候に注意

2つめは、気候です。岐阜県は四季がはっきりしており、夏は湿度が高く、冬は寒さが厳しい地域です。特に夏場は気温が30度を超える日が多く、熱中症対策やエアコンの設置が重要になります。

一方、冬は雪が降ることもあり、特に山間部では積雪が多くなるため、冬用タイヤや除雪道具の準備が必要です。住宅を設計・購入する際は、気候に適応した設備が備えられているか、きちんと確認することをおすすめします。

岐阜県|土地価格の今後の動向

ここからは、岐阜県の土地価格の動向を「人口」「低金利政策」の切り口から紹介します。

人口は減少する予測

岐阜県は全国平均と同様に少子高齢化が進んでおり、総人口は今後も緩やかに減少すると見込まれています。

特に郊外や山間部では若年層の流出が顕著で、住宅需要の低下による土地価格の下落リスクが高まります。ただし、岐阜市や名古屋近郊といった利便性の高い地域では人口減少の影響が比較的緩やかで、一定の需要が保たれるでしょう。

将来の資産価値を考えるなら、交通アクセスや生活環境の整った立地を選ぶことをおすすめします。

低金利政策が終了する可能性がある

現在の住宅ローン金利は歴史的に低い水準ですが、日本銀行の金融政策の見直しによって、今後は金利が上昇する可能性があります。実際、令和7年8月には国債利回りの上昇の影響で、大手銀行の固定金利が上昇しています(変動金利は据え置き)。

金利が上がると住宅ローンの返済負担が増え、土地や住宅の購入需要が減少し、価格が下落する可能性も。一方で、低金利のうちに購入を決断すれば、総返済額を抑えられるというメリットがあります。

価格変動リスクを回避するためにも、今後の政策動向をこまめにチェックし、早めに資金計画を立てることが大切ですね。

岐阜市で注文住宅をお考えなら、グランハウスにご相談ください!

今回は、岐阜県の土地情報や土地価格の相場についてご紹介しました。

賢い土地選び・住宅選びを行うためには、土地情報や土地価格の相場を把握することが非常に大切です。もし注文住宅の購入をご検討であれば、グランハウスにご相談ください。

グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

施工実績は1,000件以上。「より良い家づくりをしたい」「岐阜で注文住宅を建てたい」とお考えの方は、ぜひグランハウスに一度お問い合わせください。