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外壁材の人気TOP7|それぞれの特徴・価格や、外壁材を選ぶ際のポイントも

更新:2026.01.06 公開:2025.12.09

注文住宅のデザインをする中で

「外壁材は何を選べば良いの?」
「それぞれどんな違いがあるんだろう?」

など、悩んでしまう方も多いでしょう。

この記事では、人気の外壁材をランキング形式で紹介します。外壁材を選ぶ際のポイントもお話ししますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

人気の外壁素材TOP7

注文住宅を建てるうえで、外壁材の選定は「家の顔」を左右する大切なポイントです。見た目だけでなく、耐久性やメンテナンス性、コストにも関わるため、慎重に選びたいところです。ここでは、人気の外壁材をランキング形式でご紹介します。

外壁素材 特徴 価格相場(1㎡) 耐用年数
窯業系サイディング ・デザインが豊富
・コスパ良好
3,400円~ 20~30年
金属系サイディング ・軽量
・断熱性が高い
4,300円~ 20~30年
モルタル外壁 ・高いデザイン性
・目地がなく美しい仕上がり
4,000円~ 30年以上(塗替え10〜20年)
ALCパネル ・耐火・断熱性が高い
・耐久性が高い
6,400円~ 60年以上
タイル ・高級感のある仕上がり
・汚れや色あせに強い
9,000円~ 30~50年
木質系サイディング ・自然素材でナチュラルな風合い 5,600円~ 5~10年
樹脂系サイディング ・軽量で断熱・耐候性がある
・再塗装不要
5,600円~ 20~30年

1位. 窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントに繊維質などを加えて高温処理で成型した、板状の外壁材。

日本国内の戸建住宅で最も多く採用されており「コストパフォーマンスの高さ」と「豊富なデザインバリエーション」が人気の理由です。

木目調や石材調など、多彩な意匠が選べるため、理想の外観を実現できますよ。

モルタルのような左官作業が不要なので工期も短く、防火性にも優れています。また、耐用年数も約20〜30年と長いです。

ただし、サイディングボードそのものには防水性がないため、表面に防水性のある塗装を施すことが前提となります。

経年により塗膜が劣化すると、雨水が内部に浸入し、反りやひび割れといった劣化につながる可能性があるため、定期的なメンテナンスが大切です。

2位. 金属系サイディング

金属系サイディングは、断熱材の表面にガルバリウム鋼板などの金属を施した外壁材です。
非常に軽量なため、建物への負担が少なく、耐震性を高める効果があります。

また、外気の影響を受けにくく、断熱性にも優れているため、室内の温度を一定に保ちやすいのも特徴です。
耐用年数も約20〜30年と長め。
凍害にも強く、寒冷地でも安心して使用できる素材です。

ただし、金属製のため衝撃にはやや弱く、へこみや傷が付きやすい点には注意が必要です。

さらに、海岸近くなど塩分を含む空気にさらされる環境では、錆が発生しやすくなるため、設置場所に応じた適切な選定が求められます。

3位. モルタル外壁

モルタル外壁は、セメント・砂・水を混ぜた材料を金網(ラス)の上に塗り重ねて仕上げる工法です。

サイディングが普及する以前は一般的な外壁材であり、現在でも左官職人による手作業の風合いが評価され、根強い人気があります。

また、モルタルは目地がないため外観がフラットで美しく仕上がり、シーリングの劣化を心配する必要がありません。

模様や凹凸をつけるなど、デザインの自由度が高いのも特徴です。

一方で、素材の性質上ひび割れが起こりやすく、大きなひび割れは雨水の侵入を招いて構造部の腐食や雨漏りにつながる恐れがあります。

さらに、塗装の劣化も比較的早いため、10〜20年ごとの塗り替えが必要です。

施工は職人の手作業で行われるため、他の外壁材に比べて費用がやや高くなる傾向があります。

4位. ALCパネル

ALCパネルは、「軽量気泡コンクリート(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)」の略で、高温・高圧の蒸気で養生されたコンクリート製のパネルです。

軽くて扱いやすく、外壁だけでなく屋根や床にも使われることのある、高性能な建材です。

耐火性・耐震性・断熱性に優れているのが大きな特長で、これらの性能をバランスよく備えているため、さまざまな建物で採用されています。

適切なメンテナンスを行えば、60年以上使用できる高い耐久性も魅力です。

ただし、パネルの内部には小さな空気の穴がたくさん空いているため、水を吸いやすいという性質があります。

そのため、防水機能のある塗装で仕上げることが必要不可欠です。

また、塗装が劣化した状態で放置すると水を吸って内部から傷んでしまうことがあるため、定期的な塗り替えメンテナンスを行う必要があります。

5位. タイル

タイル外壁は、薄い陶器製のタイルを建物の外壁に貼り付けて仕上げる工法です。

ガラスのような美しい光沢が特徴で、高級感のある外観に仕上がります。

また、耐久性が高く傷や摩耗・紫外線による変色にも強いため、経年劣化が目立ちにくい素材です。

タイル自体が水をほとんど吸収しないため、雨や汚れにも強く、清潔感のある外壁を長く保つことができます。

耐用年数も約30〜50年と、長期間にわたって使用できます。

一方で、デメリットとして施工費用の高さがあります。

さらに、施工不良やコーキングの劣化によって、タイルの裏に水が入り込み、浮きや剥がれが生じるリスクもあります。

そのため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

6位. 木質系サイディング

木質系サイディングは、天然の木材を使用した外壁材で、木の温もりや自然な風合いを重視する方に人気の素材です。

ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出できるため、特に自然と調和する住宅デザインによく採用されます。

ただし、木材は雨や風に弱く、劣化しやすいという弱点があります。

耐用年数は、使用する木材の種類や塗装メンテナンスによって大きく変わります。一般的には10〜20年ほどが目安ですが、無塗装に近い自然仕上げの場合は5〜10年と短くなることもあります。

価格も比較的高めで、維持管理の手間・コストがかかります。

7位. 樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主原料とする外壁材で、非常に軽量なのが特長です。

窯業系サイディングのおよそ10分の1という軽さで、施工がしやすく、建物への負担も少なくなります。

耐候性・耐久性にも優れており、寒冷地や酸性雨の影響を受けにくく、ひび割れもしにくい素材です。

顔料を樹脂に練り込んで成形されているため、基本的に再塗装の必要がなく、メンテナンスが手軽なのも大きな魅力です。

耐用年数は約20〜30年で、他の主要な外壁材と同等の性能を持っています。

一方で、燃えにくい樹脂が使われていますが、金属系や窯業系と比べると耐火性は劣るため、火災時のリスクには注意が必要です。

また、デザインやカラーバリエーションが少なく、選択肢が限られます。

さらに、日本国内では対応可能な施工業者が限られているため、導入を検討する際は事前にリフォーム会社へ確認することをおすすめします。

外壁を選ぶ際のポイント

注文住宅の外壁材を選ぶときは、見た目のデザインだけでなく、性能やメンテナンス性といった「暮らしやすさ」への影響も考慮することが大切です。

ここでは、外壁材を選ぶ際にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。

風雨や地震に強いか

外壁は、常に雨・風・紫外線といった自然環境にさらされています。さらに、地震や台風などの自然災害から建物を守る役割も果たします。

防水性・防火性・耐震性の高い外壁材を選ぶことで、住まいの安全性が高まり、災害時の被害を最小限に抑えることにもつながります。

自然災害に備えたい方は、こうした性能を重視して選びましょう。

遮熱性・断熱性が高いか

外壁材の中には、遮熱性や断熱性に優れた製品も数多くあります。
断熱性が高ければ、冬は室内の暖かさを保ちやすく、夏は外の熱を遮って涼しい室内環境を維持できます。

これにより、冷暖房の効率が上がり光熱費の節約が可能です。

エアコンの設定温度を控えめにできたり、二重窓と併用することでより快適でエコな暮らしを実現できます。

防音性に優れているか

外壁材の中には、生活音が外に漏れるのを抑えたり、外からの騒音を遮る「防音性」の高いものもあります。

特に、交通量の多い道路沿いや住宅密集地に建つ家では、防音性能の高い外壁材を選ぶことをおすすめします。

プライバシーを守るという点でも、防音性は大きなポイントです。

統一感のある外観になっているか

外壁は、家全体の印象を大きく左右する重要な要素です。

特に、屋根・玄関ドア・窓枠などと色や素材のバランスが取れていると、住まい全体が美しくまとまり、上質な外観に仕上がります。

たとえば、屋根・玄関ドア・外壁の色・外構・門まわりのテイストを合わせれば、より洗練された印象を演出できます。

窯業系サイディングのように木目調や石目調など、デザインの種類が豊富な外壁材を選べば、家全体のコーディネートもしやすくなるでしょう。

建物全体の調和を意識して、外壁材を選ぶことがポイントです。

メンテナンスが容易か

外壁材を選ぶ際には、見た目や価格だけでなく「メンテナンスのしやすさ」にも注目することが大切です。

素材ごとに、必要となる手入れの頻度やコストは大きく異なります。

たとえば、木質系サイディングは自然な風合いが魅力ですが、定期的な塗装や防腐処理が必要です。

見た目に惹かれて選んでも、手入れの頻度が高く、ランニングコストがかさむことから、負担に感じるケースも少なくありません。

また、モルタル外壁は塗膜の劣化やひび割れが起こりやすい傾向があります。
メンテナンスを怠ると、雨水が内部に浸入し、構造部分に悪影響を及ぼすリスクもあるため注意が必要です。

一方、金属系や樹脂系サイディングには、再塗装の必要がなく、汚れにも強いタイプがあります。メンテナンスの負担を抑えたい方には、こうした素材が適しているでしょう。

初期費用の安さだけで判断せず、将来的なメンテナンスの手間や費用まで含めて比較することが、後悔のない外壁選びにつながります。

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グランハウス

この記事では、人気の外壁材7種類の特徴や価格相場、選ぶ際のポイントについてご紹介してきました。

「どの素材が自分たちの暮らしに合っているのか」「メンテナンスやコストをどう比較すればいいのか」など、悩まれる方も多いのではないでしょうか。

グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。

「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。

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