基礎知識・考え方
注文住宅の間取りの決め方を、流れ・チェックポイントに分けて紹介|よくある失敗例と解決策も
公開:2026.06.03
注文住宅を建てたいと思っているけれど
・どんな流れで間取りを決めるべきかわからない
・間取りを決める際のポイントを知りたい
と悩んでしまう方も多いでしょう。
この記事では、注文住宅の間取りを決める際の流れとチェックポイントを紹介します。
間取りを決める際によくある失敗例と解決策も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
注文住宅の間取りを決める流れ
ここからは、注文住宅の間取りを決める流れを紹介します。
①部屋数を決める
まずは、寝室・子ども部屋・リビング・在宅ワークスペース・客間など、家族構成や生活スタイルをもとに必要な部屋数を整理しましょう。
ただし、子ども部屋は、子どもの成長や人数の変化によって使い方が変わることもあるため、用途や広さを固定しすぎず、柔軟に使える設計にしておくことをおすすめします。
②譲れないポイントを決める
次に「譲れないポイント」を決めましょう。
広いリビング・家事動線の短さ・収納の多さ・個室の広さなどの希望はたくさん出てくるかと思いますが、すべてを叶えようとすると間取りが複雑になったり予算が増えたりします。
より優先順位の高いものを家族の中で共有しまとめておくと、設計士との相談もスムーズに進みますよ。
③参考資料から、ベースにする間取りを決める
優先順位が明確になったら、住宅会社の施工事例・間取り集・SNSなどを参考に、理想に近い間取りを見つけてみましょう。
具体例を見ることで、空間の広さや生活動線のイメージがつかみやすくなります。
土地の条件や予算などの兼ね合いもあるので、気に入った間取りをそのまま採用するケースはほとんどありません。
リビングの広さや収納の配置など、参考にしたい部分を組み合わせながら、オーダーメイドでベースの間取りを決めていきます。
④部屋の配置を決める
ベースの間取りが決まったら、部屋の配置を決めましょう。
部屋の配置を決める際は、リビングを日当たりの良い南側に配置する・水回りをまとめるなど、生活動線や土地条件を踏まえて考えることが重要です。
土地の形状や道路の位置によって最適な配置は変わります。
敷地の広さ・方角・隣家との距離なども考慮しながら、採光・風通し・プライバシーを確保できる配置を検討することが大切です。
⑤収納・コンセント・窓の位置を決める
次に、収納・コンセント・窓の位置など細かな部分を検討しましょう。
収納は、玄関・廊下・リビング・キッチンなどの生活動線上に設けることで「収納が足りない」「収納までの位置が遠く使いにくい」などの後悔を予防できます。
コンセントは、家具や家電の配置を想定して決めておくと、後から不足する失敗を防げます。
建築後に追加することはできないので、パントリーやガレージなども含め、コンセントが足りない部分はないか、よく確認しておきましょう。
⑥ライフスタイルの変化に対応できるか確認する
家は何十年も住み続けるものなので「子ども部屋が足りなくならないか・狭くなりすぎないか」「在宅ワークに対応できるか」「高齢者や怪我人が十分に通れる廊下の広さを確保できているか」なども含め、将来の生活の変化も考慮しておくことが重要です。
今の暮らしだけでなく、10年後・20年後の生活も想像しながら計画してみてくださいね。
⑦予算含めて調整し、間取りを決定する
最後に、ここまでの希望と予算のバランスを確認します。
広いリビングや大きな収納などを増やすほど建築費用は上がるため、最初に作成した優先順位をもとに調整することが大切です。
必要に応じて部屋の広さや設備を見直しながら、無理のない計画にまとめていきましょう。
注文住宅の間取りを決める際のチェックポイント
ここからは、注文住宅の間取りを決める際のチェックポイントを紹介します。
家事導線は整っているか?
キッチン・洗面所・ランドリースペースなどの配置によって、日々の家事のしやすさは大きく変わります。
例えば、キッチンから洗面室や物干しスペースへ移動しやすい間取りにすると、洗濯や料理の動きがスムーズに。
一方、キッチンと階段が家の両端にあったりすると、家族を呼びに行ったり2階のベランダに洗濯物を干しに行ったりする度にストレスが溜まることになります。
普段の生活の流れを想像しながら、移動距離をできるだけ短くできるように設計したいですね。
生活音は気にならないか?
「寝室の近くにトイレがあって、水音が気になる」「リビングのテレビの音が寝室まで聞こえてくる」など、間取りによっては、生活音が気になりやすくなることがあります。
生活時間帯が異なる家族がいる場合は特に注意が必要です。
音が気になる場合は、音の出る場所と居室の間に、収納や廊下を挟むなどして距離を取ることをおすすめします。
適度に光が入るか?
せっかく家を建てるなら、明るく快適に過ごせる採光計画を立てたいですね。
一般的に、南側に大きな窓を設けると日中の採光を確保しやすくなりますが、隣家の影や敷地条件によっては十分な光が入らない場合も。
また、西日が強いと室温が上がることもあるため、窓の大きさや位置をバランスよく考えることが大切です。
時間帯ごとの光の入り方も意識して設計を進めましょう。
風の通り道はあるか?
より気持ちよく過ごすためには、風通しも重視したいですね。
風通しが良いと湿気がこもりにくく、夏場の快適性も高まります。
窓は、1方向だけに設けるよりも、向かい合う位置に設けた方が空気が通りやすくなります。
「向かい合わせで窓を作れるか」「防犯面での心配はないか」という視点で、窓の位置も確認しておきましょう。
コンセントや照明の位置は適切か?
コンセントや照明が十分でなかったり、位置が悪かったりすると、延長コードが必要になって景観を損ねたり、家電が使いにくくなったりすることがあります。
テレビ・パソコン・キッチン家電・ゲーム機・照明など、実際に使う場所を想定し、計画することが大切です。
収納量は適切か?
収納が不足すると、生活スペースに物があふれ、ごちゃついた家になってしまう可能性もあります。
各部屋だけでなく、玄関収納・階段下収納・パントリー・ファミリークローゼットなど、生活導線にも収納を設置しましょう。
将来的に増える荷物の量も想定した上で、少し余裕を持たせておくと安心ですね。
外からの視線は遮れるか?
大きな窓は明るく開放的な空間をつくれますが、外からの視線が気になる場合もあります。
特に、大きな道路に面していたり隣家が近かったりすると、リビングの中が見えてしまうことも。
窓の高さや位置を工夫したり、植栽や目隠しフェンスを設けたりしましょう。
間取りでよくある失敗例と解決策
ここからは、間取りでよくある失敗例と解決策を紹介します。
思ったよりも部屋が狭くなってしまった
「図面上では広く見えたのに、家具を置いたら狭く見える」というケースは多いです。
特にリビングやダイニングは、ソファやテーブルを配置すると動線が取りにくくなる場合も。
設計時に、家具のサイズや配置を想定しながら間取りを検討することをおすすめします。
可能なら、住宅会社のモデルハウスなどで広さの感覚を確認しておいても良いですね。
振動や騒音が気になる
間取りによっては「トイレ・浴室・洗濯機の音が寝室まで聞こえてストレス」「部屋の直下にガレージがあり、音と振動が気になる」など、音や振動が気になることがあります。
特に音に敏感な方がいる場合は、水回りと寝室の距離を離したり、収納や廊下を挟んで配置したりするなどして、対策したいですね。
光が十分に入らない
隣家との距離が近い場合や北向きの部屋だと特に「昼間なのに、なんだか室内が暗い」という後悔をされる方が多いです。
吹き抜けを設ける・高窓を設ける・複数方向に窓を配置するなど、対策方法はたくさんありますので、建物の方角や周囲の環境を踏まえて最適な採光計画を立てたいですね。
収納が少なく不便
収納が不足すると、生活スペースに物があふれ、ごちゃついた家になってしまう可能性もあります。
各部屋の収納だけでなく、玄関収納・階段下収納・パントリー・ファミリークローゼットなどを設置しましょう。
将来的に増える荷物の量も想定した上で、少し余裕を持たせておくと安心です。
また、収納は量だけでなく導線も大切です。
「収納までの位置が遠く使いにくい」などの後悔を予防するためにも、家にどんな荷物があって、それがどこに収納されていれば生活しやすいのかをよく整理した上で収納計画を立てましょう。
注文住宅の購入をお考えなら、グランハウスにご相談ください!

この記事では、注文住宅の間取りの決め方を紹介してきました。
ある程度のところまではご自分でも計画することができますが、土地の条件やライフスタイルの変化まで踏まえて間取りを決めることは、個人では難しいもの。
とはいえ、初めての注文住宅だと「どこに依頼するべきか悩んでしまう」という方も多いでしょう。
間取り設計にお悩みの方は、ぜひグランハウスにご相談ください。
グランハウスは岐阜/愛知/三重で注文住宅を提供している設計士集団です。
「ハウスメーカーでも工務店でもない、設計士とつくる」からこそ、お客様の想いやこだわりに丁寧に向き合い、ちょっとカッコいい、暮らしやすい家をご提案します。
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