ブログをご覧の皆様、こんにちは。
設計・インテリアの坂田です。
本日は借景ついてお話ししたいと思います。
日本には四季があるので、
季節に合わせて自然を楽しむことができます。
その楽しみ方の一つとして、
”借景”があります。
借景とは『景色を借りる』というように、
敷地外の景色やものを取り込んで構成していくことを言います。
具体的には、室内から見た時に窓枠が額縁となり
そこから見える景色はまるで1枚の絵画のように切り取られます。
私たちは土地を拝見させていただく際、
どのような建物がこの土地に適しているかを考えます。
外観や間取りはもちろん、周りの環境に合わせて
設計をするため、自然を感じられるところであれば、
”借景”の有無も計画に取り入れます。
どちらの方向にいい景観が広がっているのか、
そして、どの箇所にどのくらいの大きさの窓を取り付けると
綺麗に借景する事が出来るかを考えます。
四季により移り変わる絵画はとても贅沢な気分にさせてくれます。
敷地に適した建物を考えるのは設計の醍醐味だと思います。
敷地の使い方にお悩みの方はご相談ください。
坂田