ブログをご覧の皆様、こんにちは。
設計・インテリア担当の渡辺です。
今日は朝から雨ですね。
スタジオからグレーの空を眺めながら、
梅雨明けを待ち望んでいます。
今日は”木の表情”のお話をしたいと思います。
グランハウスでは、壁や天井、造作家具に
木質系の材料をよく使用します。
こちらは、天井に張ったレッドシダーです。
外装材や内装材でよく使う材料です。
ここ数年、人気の木です。
この家では、
室内の天井と外の天井を同じ高さにして、
つながっているように見せています。
レッドシダーは米杉とも言われていまして、
色のばらつきがあるので表情に変化があっていいですね。
次は造作家具に使用するタモの突板です。
板目といって
木目が山形や波型に見えるものです。
他には柾目といって
木目が直線に見えるものもあります。
板目は木目の表情がはっきりしているので、
木の自然な雰囲気がお好きな方におすすめです。
こちらの写真の吊収納部分も
タモの突板の板目です。
下のデスク部分は同じタモの集成材です。
厚めの角材を張り合わせたものです。
木材ですが、丈夫で狂いが出にくいので
テーブルや本棚に使用します。
張り合わせているので
モザイク感がでて面白い表情になります。
こちらの写真はチークの突板です。
チークは木の油分を多く含んでいた部分が
このように黒色の木目になり、高級感があります。
樹種や、使い方によって
様々な表情を見せてくれる木。
お気に入りの木を一緒に
探していきたいです。
渡辺