ブログをご覧の皆様、はじめまして。
設計・インテリア担当の清水 椋太です。
朝晩の冷え込みから、家の暖かさを
より感じる季節になってきました。
皆様は、この年末年始を
どのように過ごされる予定でしょうか？
寒い日が続きますので、
今後もお体にはお気をつけてお過ごしください。
まずは、
簡単に自己紹介をさせていただきます。
京都府出身の26歳です。
趣味はサウナやサッカー、
ゴルフ、スノーボードなど、
体を動かすことが好きです。
サウナがお好きな方がいらっしゃいましたら、
ぜひお話しできたら嬉しいです。
前職では、住宅営業として3年間
お客様の家づくりに携わってきました。
営業としてお客様と向き合う中で、
「理想の家」
「こんな暮らしがしたい」
という想いをたくさん伺いましたが、
設計にも携わる立場になってから、
改めて感じていることがあります。
それは、
『家づくりに“ひとつの正解”はない』
ということです。
《正解の間取りは、家族ごとに違う》
最近は、SNSや動画で
“失敗しない間取り” “人気の間取り”
といった情報を目にする機会が増えました。
参考になるものも多い一方で、
実際の家づくりでは、
■家族構成
■生活リズム
■家でどんな時間を大切にしたいか
によって、最適な答えは大きく変わります。
誰かにとっての“正解”が、
別のご家族にとっても正解とは限りません。
設計では、『正解を探す』ことよりも
そのご家族にとって無理のない、
納得できる答えを
一緒に見つけることを大切にしています。
《言葉以外のご要望をどう汲み取るか》
打ち合わせの中でよく耳にするのが、
「シンプルな家がいい」
「落ち着いた雰囲気にしたい」
などといった言葉です。
ただ、その言葉が指している内容は、
人それぞれ異なりますよね。
■何をシンプルと感じているのか
■どんな雰囲気は避けたいのか
■これまでどんな住まいで暮らしてきたか
会話の中での何気ない一言や
写真の選び方、間取りを見たときの反応から
言葉以外のご要望を読み取るように
心掛けています。
住宅営業として
「話を聞くこと」を大切にしてきた経験は、
設計の仕事においても、
今までと変わらず今の自分の土台になっていると
感じています。
《「かっこいい家」をつくる前に考えていること》
デザインは、
分かりやすいことが大切だと考えています。
ただ、見た目を整えることがゴールではなく、
■光の入り方
■視線の抜け方
■家の中で自然と落ち着ける場所
こうした部分を設計の初めから意識しています。
住んでからも、
「なんとなく居心地がいい」
と感じてもらえるかどうか。
その積み重ねが、
長く愛される住まいにつながると考えています。
《設計は簡単ではない、だからこそ楽しい》
設計の仕事は、
決して簡単なものではありません。
■要望同士が重なるとき
■予算とのバランスを考えるとき
■ご家族の中で意見が分かれるとき
迷いながら、考え続ける場面も多くあります。
だからこそ、
一方的に答えを出すのではなく、
“一緒に悩み、整理していく存在でありたい”
と思っています。
一つひとつのご家族にとって
「意味のある住まい」を
一緒につくれるよう、
これからも向き合っていきたいです。
《これからも大切にしていきたいこと》
これからも、
分かりやすく、無理のない、
そして時間が経っても
心地よく感じられる家づくりを
大切にしていきます。
皆様にとっての「正解の住まい」を
ぜひ一緒に考えていけたら嬉しいです。
「理想の暮らし方」
「好きなこと、ちょっと苦手なこと」
など、是非お聞かせください。
清水
