ブログをご覧の皆様、こんにちは。
現場担当の大嶋です。
少しマニアックかもしれませんが、
今回は現場の色んな「納まり」についてご紹介します。
「納まり(おさまり)」とは、、、?
部材の取り合いや取り付け具合、落ち着き具合、仕上がり具合、などを指します。
こちらはレッドシダーという樹種の羽目板を
キッチン上部に施工した写真です。
ただ張るだけだと、
垂直方向の板と水平方向の板が交わる角部分は、
どちらかの板の小口が見えてしまいます。
こちらのお家は、それが見えないよう
通称“トメ”という納め方をしています。
厚みを感じないのが、とても綺麗です。
こちらは外の軒天です。(同じく樹種はレッドシダーです。)
軒天の長手方向に板を張っていくと、
屋根の形状により交点を出すのが難しいお家でした。
屋根の勾配を計算し、どの納まりが適切かを検討し…
見事にうまく納まりました!
考えて考えて図面にした納まりが、
実際に施工された際、実際にうまくいくのか…。
時に頭を抱えることもありますが、
やはり上手くいくと嬉しいです。
僕たち現場監督も、
“いかに綺麗に見えるか“を常に考えています。
目立たない部分が多いですが、
僕たちのこだわり、ぜひ探してみてください。
大嶋